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八ヶ岳 赤岳2899m 天狗尾根2
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第2峰を左に巻いて進むと、ちょっと嫌らしい場所が現れ、すんなり登って通過した。後日ネットで調べていると、右から巻いて登ることも可能で、残置されたロープがあるようだ。


大天狗と小天狗が見え、ルートを探しながら大天狗の基部までやってきた。ここは右から巻けば良いのだが肝心のルートが見つからない。ちょっと下って右側の岩壁の下を覗き込むが、なんだか怪しい。

何処かに目印が無いかと見上げると、岩に赤いテープが巻きついていた。5mほど登って、狭いバンドを横に移動してから、上のテラスに抜けれそうである。良く見れば、ハーケンも打ってあるので間違いなさそうだ。ここを通過すると小天狗が目の前に見える。

10月だというのに、ほとんど無風状態で暑いぐらいだ。大天狗の日陰に入って小天狗のルートを確認する。何も考えずに小天狗に取り付いたので、あともう少しというところ、クライムダウンをすることになった。岩はボロボロ取れるしコケもたくさんある。おかしいと思いながら左に進むと、ちゃんとした巻き道がある。疲れているから注意力が低下しているのだろう。


小天狗から天狗尾根の頭までの区間に問題となる場所は無いが、縦走路を歩いている一般登山者に変な目で見られそうで内心ドキドキしていた。

赤岳の頂上に到着すると、たくさんの登山者で埋め尽くされている。小屋の前に移動しても同じような状況なので、コーラを買って早めに下山することにした。


真教寺尾根を下りながら、午前中に登っていた天狗尾根をじっくり観察する。鎖が多い真教寺尾根は、それほど危険を感じないが、浮石や小石が多いので落石を発生させないよう慎重に下る。

なだらか尾根を下りながら、扇山、牛首山を過ぎると、大泉・清里スキー場が現れる。さらに下ると羽衣池が現れるので、標識に従ってゲートに戻る。

ゲート(5:34)〜林道二俣(5:57)〜出合小屋(7:10)〜天狗尾根取付(8:08)〜天狗尾根(8:32)〜第一岩峰(10:10)〜大天狗基部(11:01)〜小天狗(11:23)〜縦走路(11:31)〜真教寺尾根分岐(11:56)〜赤岳(12:13)〜真教寺尾根分岐(12:49)〜扇山(14:09)〜羽衣池(15:50)〜ゲート(16:09)

2002年10月13日



「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。