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伝行山
栂池に行く途中で、いつも気なる場所があった。春になると枝垂桜が綺麗で高台には神社もある。

とりあえず登ってみることにしました。


  案内板には、伝行山下堂・尾花道の歴史が書かれてあった。

新田区は江戸時代初期から塩の道千国街道中南の飯森宿と北の千国宿の中間にあって、海陸物資交易の荷継場として栄えた。ここ伝行山下堂には庚申殿・秋葉様・稲荷様・庚申塔・芭蕉句碑などがあり、地域の歴史、先人の生活史や信仰史を物語るものが集中している。庚申講は干支の庚申に当たる日に行われる、代表的な庶民信仰で、その行事は今日なお継続されている。庚申殿のかたわらにある枝垂桜は、植樹者に因んで徹然桜の名で知られ、美しい花を咲かせる。
火之迦具土具を祭神とする秋葉様は、遠州秋葉山の信仰で火伏せの神として崇啓されてきた。新田区出身の事業家、横沢本衛氏の造営になる187段の石段を登った稲荷社からは、白馬三山、唐松、大黒、五竜、鹿島槍とつづく北アルプスと眼下に四ヶ庄平が一望される。ここから塩の道・観音原石仏公苑・霧降宮諏訪神社・おかる穴・岩岳自然歩道を巡る尾花道を歩くのも楽しい。

境内の主な石造物は、次の通りである。
庚申塔 元禄7年(1694年)
三尊仏 (造立年不明)
大乗妙典 宝暦7年(1757年)
理趣盆万座供養塔 天保3年(1832年)
芭蕉句碑 いざさらば雪見にころぶ所まで
常夜燈 享和3年(1803年)

 

鳥居(10:54)〜頂上(10:58)〜鳥居(11:05)

2006年3月11日


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。