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富士ノ塔山998m
「富士ノ塔には小田切氏の砦があった。小田切氏は鎌倉時代の初め(1185年頃)佐久郡から地頭としてきた・・・」「浅間神社の祭神は木花咲耶姫の命、毎年6月1日に山開きを兼ねて例祭が行われる。このお宮にお参りするとお乳が出るといわれ、須坂や遠く松本から講を作って代表の人が参拝に来たという。」

富士ノ塔山登山口の標識に従って、それらしい場所に到着した。ここから山頂も近いようで、目の前には立派な建物や階段が見える。

「この建物は元小田切村立小鍋尋常小学校の玄関の一部を移転したものであります。この学校は明治7年(1874年)の開校で北に望む沢の入地籍にあったもので、明治42年(1909年)に改築されたときの玄関であり、明治中期における学校建築の様式をしのぶ事が出来ます・・・」と書いてあった。建物も立派で明治の面影が印象に残るあずまやだ。
 

「空気が澄んだ日には富士山が望まれる。一名国見山という。奥信濃6郡を一望できる。北に葛山城、飯綱山、戸隠、西に北アルプス、吉窪城、南に聖山、森将軍塚古墳。善光寺平が1つのクニであった弥生時代、このクニを一望できたので国見山と想像される・・・」と看板に説明書きが書いてある。今日は天気が悪くて富士山は見えないが、善光寺平は見えていた。


駐車場(12:35)〜山頂(12:41)

2003年8月30日



「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。