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白馬鑓温泉
最近は秘湯ブームらしく、金曜日の朝のテレビ番組で白馬鑓温泉が紹介されていた。
見た限りでは、ルート上に問題がありそうな場所は見当たらないけど、ザックの重さが20Kgを超えているので、ちょっとしんどくなりそうだ。

 

夏休みが終わって数週間しか経ってないのに、猿倉の駐車場はガラガラで、早立ちする登山者も少ない。ほとんどの人達が大雪渓に向かったようで、下山は鑓温泉経由だろうか?なるべく良い場所にテントを張りたいので、空いてる事を祈るのみである。

小日向山のコルを過ぎると白馬鑓温泉付近の雪渓が見えた。しかし、再び真っ白な世界に戻ってしまい、鑓温泉小屋に到着するまで晴れることは無かった。

 


テントの受付と入浴料を支払い、露天風呂と足湯で疲れを癒す。
夏の鑓温泉は熱くて長い時間入っていられないけど、汗を流した後はテントでのんびり出来るので、ブラブラしながら何となく時間が過ぎる。

今日は縦走してくる人が少ないと予想するが、だんだんと人が増えてきて、夕食が2交代制となった。あまり評判が良くないと言われる小屋の食事だが、覗いてみると美味しそうである。

消灯後に露天風呂へ行ってみると、数名の宿泊者がいるだけで、月を見ながらまったり。暑くてしばらく服を着れなかったが、テントに戻ってからもポカポカしていたので、朝まで寒い思いをすることはなかった。


翌日は期待通りの御来光で、大勢の人達が露天風呂から眺めている。

今日は猿倉に戻るだけなので、皆さんが出発した後に温泉に入るつもりが、のんびりコーヒー飲んでいるうちに湯船の栓を抜かれてしまった。足湯も綺麗に掃除していたけど、お湯が豊富なので、栓をするとみるみる元通りとなり、湯花もたくさん浮いていた。


そろそろ温泉下のお花畑も終わりかもしれない。遅咲きのウルップソウが近くにあると白馬鑓温泉のホームページに載っていたが、雪渓は怖くて近寄れないので、あっさり諦める。

ブラブラしながら昨日来た道を戻って行くが、小日向山のコルを通り過ぎた頃から空が怪しくなり、ポツポツと雨が降ってきた。底の裏が擦り減った登山靴は、少しの雨でもツルツル滑って怖いが、背負っている荷物が重たいので、あっさり転んで痛い思いをする。表面の皮も、ひび割れているので、そろそろ交換時期かもしれない。


第1日目
猿倉荘(7:18)〜小日向山のコル(9:42)〜白馬鑓温泉(12:23)

第2日目
白馬鑓温泉(7:53)〜小日向山のコル(9:55)〜猿倉荘(11:47)

2006年9月9〜10日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。