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鉢盛山2446m
前々から鉢盛山に登りたかったけど、朝日村役場で林道の鍵を借りないと簡単に登れないので、野麦峠スキー場が春スキー料金になった頃を見計ってピストンすることにした。

 


道路脇の雪も少なく、陽当たりが良い山では完全に雪が消えている。スキー場に雪があるのか不安になってきた。新聞には積雪1mとなっていたが、いったいどこが基準なんだろうか?

スキー場のトップへ行くのには1500円も掛かる。どうしようか悩んだが、春スキー料金は2000円なので、下山してからゲレンデを滑るつもりで1日券を買ってみた。完璧に整備されたゲレンデは、北アルプスの展望の良さと長い高速リフトのおかげで、この時期お勧めかもしれない。


ゲレンデを少し下ると稜線の入口があった。
ここでシールを装着して波打っている稜線を歩き出すが、小さなアップダウンが連続しててイライラする。木の間隔も狭くて予想以上に苦戦しそうだ。

小鉢盛山の頂上は、展望が悪くてうっかり見落としてしまいそうな場所だった。赤テープには小鉢盛山と書いてあったが、木の標識に何が書いてあったのか分からない。

小鉢盛山の頂上付近で、どこに進んで良いのか分からなくなってしまった。鉢盛山は見えるけど微妙に先が読めない。違う方向へ下ったら登り返しも大変そうだ。地図とコンパスを取り出し、慎重に高度を下げながら見晴らしの良い場所でルートを確認する。


山頂直下で山スキーの年輩者とすれ違う。雪質が悪くてターンするのも大変だと言っていたが、僕的にも撃沈ムード。帰りはテレマークターンを封印しなければならない。

山頂に到着すると浅間山の煙が見えた。立ち昇っている煙の様子から、あちらも穏やかみたい。今日は天気が良くてラッキーだったけど、これほど展望が良い山とは知らなかった。穂高の稜線もカッコイイし、乗蔵岳や中央アルプス、御嶽山も大きく見える。

小鉢盛山まで戻ると2人組がお茶していた。ここでシールを外し、ひたすら斜滑降で下る。ときどき罠に嵌って行く手を遮られるが、ひたすらトラバースを続けてゲレンデに飛び出した。

いったん駐車場に戻ってから、再びリフトに乗って遊びに出かける。すっかりベチャベチャの雪になってしまったが、これもまた楽しい。今日は山でテレマーク姿勢が出来なかったので、時間ギリギリまで遊んでみた。


スキー場トップ(8:28)〜小鉢盛山(10:18)〜鉢盛山(12:25)〜小鉢盛山(14:22)〜駐車場(15:17)

2006年3月25日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。