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岩菅山2295m
志賀高原といえばスキーが有名な場所で、その中心より少し離れた場所に岩菅山がある。志賀高原の多くの山はスキー場やリフトがあり、開発されていない岩菅山は、志賀高原の中でも貴重な存在だと思う。

一の瀬の登山口に数台の車があった。やってくる時間が遅かった為、一番遅い登山者かもしれない。慌てて身支度を済ませ、準備体操をしながらルートの確認をする。

駐車場の脇には立派な標識があり、ルートを示す小さなも看板ある。現在の標高は1535m。登山地図によると約3時間30分ぐらい歩かなければならない。

最初の数分は木製の階段が続くが、そこを過ぎると平坦な登山道となり、岩の割れ目から水が湧き出す「底清水」に到着した。滾々と湧き出す水は冷たく飲みやすい。

アライタ沢を過ぎると木製の階段が設置してある歩きにくい登山道となった。木製の階段を設置してある登山道は、他の山に比べて非常に多いような気がする。

ノッキリに到着した。本日2度目の休憩である。ここまで来てしまえば山頂も近い。

今まで登山者の姿を感じられなかったが、ここに来てやっと人を発見した。岩菅山へ続く登山道は、稜線付近の樹木も少なく、笹の背丈も低い。ちょっとした岩場もある。

  山頂に到着すると3組の登山者がいた。車の台数からして、もっと大勢の登山者がいるはずだったが、裏岩菅山や他の場所へ行ってしまったようだ。  

  山頂の避難小屋にトイレが設置してあり、小屋に入って記帳したノートを見ると、たくさんの人が登っているようだ。
「6月10日・・・」と落書きした岩が目立つ。白いペンで書かれてしまった石は、何年も消えずに残るだろう。

 

一の瀬登山口(9:10)〜アライタ沢(9:43)〜ノッキリ(10:48)〜岩菅山(11:13−11:47)〜一の瀬登山口(13:09)

2002年10月19日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。