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岩戸山1356m
その昔、青鬼地区は農業用水を確保するのに大変だったとテレビで放映されていたが、今でも変わらないのだろうか?

青鬼集落の案内板で神社の入口を確認するが、スキーとツボ足の跡があるので意外と人気があるようだ。
駐車場でザックにスキーを取り付け、神社にやってきた。雪がカチカチでツボ足で歩いても問題ない。今日は念のためにピッケルを持ってきたが、この気温だとすぐにグサグサになりそうだ。

青鬼神社に到着すると案内板があった。
「神社の御神体は善鬼大明神(御善鬼様)天城天皇の大如何元年(西暦806年)岩戸山、山腹の岩屋に奥の院として祀られ毎年旧暦8月11日吉例の祭日を以て祭式執行せり。その後、安和2年(西暦968年)現地に前宮としてこの社が創立を見る。尚、明治19年氏子の要望により県知事の許可を経て現在の青鬼神社として改名された。明治15年の火災によって消失され、現在の神社は再建されたものである。今では毎年9月21日を以て例祭とする。」


スノーシューの跡を追いかけて鉄塔があるピークにやってきた。トレースは反対方向へ下ってしまったが、地形図で確認すると等高線の間隔が広くて遊ぶには良さそうだ。

予定していたルートを観察すると雪屁が発達してて乗り越えるのも大変そうである。どうしたもんかと悩んでいたが、目の前の尾根を直登したほうが時間的にも早そうだ。


前日にスクワット(20回×30セット)をやったせいか、まったく疲れず補給した水も100ccだけ。いくつかのピークを超えると山頂らしき場所が見えてきた。隣の山も気になる けど、北アルプスの眺めも素晴らしくて今日の天気に感謝である。


山頂に到着するとブナの森が広がっていた。北斜面がパウダーだったので、ちょっと滑ってみたい気もしたが、帰ってくるのが大変そうだったので、様子だけ見て戻ってくる。

ちょっとした上りがあるのでシールを外すか悩んだけど、せっかく山頂からスタートするので怪しげなテレマークターンで来た道を戻ることにする。
登ってきた斜面は急すぎて下れないので、隣の尾根から雪屁の切れ目を見つけて、どんどん高度を落とすが、今度はが雪が重すぎてアルペンターンも厳しい。何とか道路まで滑ってきたが、雪が沈まないのでスノーシューで登ったほうが快適だったかもしれない。


 

 

青鬼地区(9:24)〜神社(9:31)〜鉄塔(10:12)〜山頂(11:55)〜青鬼地区(13:14)

2006年3月4日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。