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風吹大池
ずーっと前から蓮華温泉に行きたかったので、風吹大池に行った帰りに立ち寄ってみる事にする。その昔、温泉に入るのが嫌いで、ほとんど寄らずに自宅へ戻ってしまったが、今思えば勿体無かった。
今では、タオルと着替えを車に載せて自宅を出発するのが当たり前となったが、もう何年も下界で着る服を買った事がないので、温泉に入った後は、いつも同じ格好でウロウロしている。

蓮華温泉の駐車場に20台ほど車が停まっていた。温泉客だろうか?風吹岳の登山口付近に駐車できそうだったので、なるべく邪魔にならないよう駐車する。近くでフキを採っていた人は、先々週でネマガリダケが終わり、シーズンが終わったと同時に訪れる人も少なくなった言っていた。


急登が終わると尾根歩きとなった。尾根からチラチラ風吹岳が見えるけど、グルッと回るような登山道は、なかなか風吹に近づかない。
振り向けば、残雪の朝日岳も見えて、だんだんと嬉しくなってきた。水芭蕉は、大きく成長して、お化けのようになっていたが、まだまだ登山道に雪が残っているので、これからが楽しみだ。

風吹天狗原に到着するとワタスゲが揺ら揺らと風に吹かれいる。今日は天気が良いので風吹大池を一周して、血の池に行ってみた。
昨年の今頃は、まだ池に雪が残っていたけど、もうカエルがゲコゲコと賑やである。木道に座り、のんびり昼寝をしながら昼食を食べるが、とっても静かで居心地が良い。


予約をしてなかったけど、風吹山荘に泊まることにした。
まるまる肥った秋刀魚と、イカ、タケノコ汁を頂き、ワインやビールを飲みながら夕食を頂く。
まるまる肥った秋刀魚は、どこから持ってきたのだろうか?スーパーで買う秋刀魚は、いつも痩せ細っているけど、不思議だなあ〜〜〜
 

翌日は、素晴らしい天気となり、天狗原でブラブラしながら来た道を戻る。真夏のような蒸暑さは、台風の影響だろうか?日帰りで登ってくる人達は、皆バテ気味のようだが、樹林帯の登山道は、ほとんど風が無くて、汗がダラダラと流れ落ちる。
車に戻ってから、蓮華温泉の露天風呂へ行こうと思っていたが、とっても暑いので内湯で我慢することにした。貸切の内湯は、北アルプスも見えて泉質も素晴らしい。


第1日目
蓮華温泉登山口(9:09)〜風吹天狗原(12:18)〜血の池(13:08)〜神の田圃(13:16)〜風吹山荘(15:29)

第2日目
風吹山荘(7:55)〜風吹天狗原(8:11)〜蓮華温泉登山口(10:52)

2004年7月3〜4日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。