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北八ヶ岳 双子池2030m 縞枯山2403m
北八ヶ岳は、テレマークスキーやクロカンスキーなどに適した地形が多く、広いエリアで遊ぶことができる。ピラタス蓼科ロープウェイを利用すれば標高2337mの山頂駅まで約7分で行くことでき、帰りはゲレンデを滑って下れば、あっとゆう間に下山できる。

山頂駅でシールを貼り付け、最初の目的地の縞枯山荘へ出発する。昨日の天気が嘘のように晴れて足取りも軽やかである。縞枯山荘と雨池峠付近は風の通り道で、強烈な風が背中を押してくれる。帰りは向かい風となるが今は楽チンである。



雨池峠から密度の濃い樹林帯を通過するので、スキーを脱いで林道までやってきた。雨池に行こうと思っていたが双子池方面にトレースがある。前日、この付近は雨が降って、バリバリになった雪を蹴散らしてラッセルするのは大変である。大変失礼だと思うが、これを利用して双子池方面に行くことした。

双子池に到着する前に団体さんと擦れ違った。団体さんが歩いた跡は快適である。写真を撮ったり、ゆっくり景色を見ながら双子池に到着した。時計を見ると12時を回っており、予想以上に遅かったようだ。
白樺湖のローソンで買ったサンドイッチを食べ、アミノ酸のジュースでパワーを取り戻してから急いで戻ることにした。



双子池から雨池に行こうか悩んだが、天気が良いので縞枯山から景色を楽しむことにした。途中までテレマークスキーを担ぎ、人目に付かない場所にデポして山頂を目指す。一直線に上る登山道は思った以上にハードだ。

何処が山頂だか検討もつかない。一番高そうな場所が縞枯山の山頂なんだろう。展望が悪いと聞いていたが、それなりに見える。

  縞枯山の山頂が分からないので、ちょっと歩いて見晴台となってる場所までやってきた。ここから見る南八ヶ岳は、とっても素晴らしくて、南アルプスも確認できる。強い風が吹いている見晴台は、手袋を外すと、あっとゆう間に体温を奪われ、やる気も失せてくる。

 

  やれやれと思いながら山頂駅に到着した。が…誰もいない。ロープウェイは17時までやってると思い、誰もいない山頂駅でどうしようかアタフタする。考えても仕方がないので、シールを剥がして滑走禁止となっているゲレンデを一気に下り、ピステンが出てくる前に山麓駅へ戻った。  

ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅(9:20)〜縞枯山荘(9:51)〜双子池(12:08)〜縞枯山荘(14:11)〜見晴台(15:15)〜縞枯山(15:46)〜縞枯山荘(16:12)〜ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅(16:40)

2003年3月2日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。