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白馬岳2932m 小蓮華岳2769m 白馬乗鞍岳2436m 白馬大池
その昔、美味しい物は最後に食べる少年だった。その癖が残っていたのだろうか?北アルプスの山々で白馬岳と穂高岳は最後に登ろうと思っていた。今更ながら、お腹が減ってる時に美味しいものを食べれば、満腹の時よりも数段美味しく感じられるはずだ。きっと初心者の頃に白馬岳に登っていれば、その魅力に圧倒されたかもしれない。

やっぱり寝坊した。蓮華温泉から白馬大池に行こうと計画していたが、日頃の寝不足で3度寝をしてしまい、栂池のゴンドラリフトの始発時間に合わせて自宅を出発した。天気も素晴らしく、ゴンドラに乗りながら早く稜線へ行きたいと思っていたが、天狗原に到着すると薄い雲に覆われ、ガッカリした空になっていた。

先週と比べるとチングルマの花が終わりかけ、水芭蕉も巨大化してた。
ワタスゲも気持ち良さそうに風に揺られていた。だが目の前の斜面は変わっていない。アイゼンを持ってこなかったので、底が磨り減った靴でキックステップしても気持ちよく蹴り込めない。振り向けば天狗原の見晴らしが良い。


最近とっても体重が増えて体の悲鳴を聞きながら乗蔵岳の頂上に到着した。体脂肪を燃やすために重いザックを背負って「オリャ、オリャ」ってな感じで歩いてたのが、ず〜〜っと向こうに見える白馬岳に行けるか不安である。

白馬大池に雪が残っており景色を楽しめそうだ。雪と水が作り出す、透き通るような水面は、何だか吸い込まれそうな感じだ。
白馬大池山荘でテントの受付を済ませ、ふと時計を見ると日が暮れるまでに7時間ほどある。サブザックを持ってきてるので天候が安定しているうちに白馬岳へ行ってみる。梅雨の中休で天気予報が晴れとなってても明日が晴れるとは限らない。小蓮華岳を目標に行けるところまで歩いてみよう。

歩き始めてしばらくするとコマクサが咲いていた。じっくり観察しながら写真を撮っていると、電池の残量が怪しくなってきた。デジカメだから電池が無いと動かない。山荘で「写ルンです」を買ってきて、もしもの場合は、それで撮影しよう。それにしても、景色が素晴らしくて色んな高山植物が咲いているので立ち止まる時間も多くなってきた。


小蓮華岳を過ぎると面白い地形が現れる。赤、白、緑、なんだか3段紅葉みたいな感じだ。
三国境周辺には小さなコマクサが咲いている。「雷鳥の庭ハイマツ」と書かれた標識付近で雷鳥の姿を見ることができなかった。


白馬岳に近づくにつれてウルップソウが目立ってきた。ちょっと風が強くて花の撮影にはイマイチだったが、青空じゃないのが残念である。遠くの山は雲に覆われて、怪しげな天気になってきた。

白馬岳の山頂に到着すると数名の登山者が方位盤で確認しながら展望を楽しんだり、ワインで乾杯している。
携帯電話でメールを打ち込んでる人が半分もいた。メガピクセル携帯電話が発売され、撮ったその場で綺麗な画像をパソコンに送れることは素晴らしいけど、何だか寂しい。


白馬岳からブラブラしながら予定通りに白馬大池へ戻ってこれた。白馬大池の目の前にテントを張って、星空や朝焼けの景色を楽しみにしていたが、真っ赤な夕焼けを見たとたんに雨が降ってきた。翌日は真っ白な景色が広がり、栂池ゴンドラリフトの中間駅まで白い世界だった。

第1日目
栂池ゴンドラリフト山麓駅(8:00)〜天狗原(9:43)〜乗鞍岳(10:59)〜白馬大池山荘(11:31)〜小蓮華岳(13:33)〜三国境(14:10)〜白馬岳(14:52)〜三国境(15:39)〜小蓮華岳(16:24)〜白馬大池(17:40)

第2日目
白馬大池(8:00)〜乗蔵岳(8:30)〜天狗原(9:10)〜ゴンドラ駅(9:40)〜駐車場(10:15)

2003年7月5〜6日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。