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戸隠山1904m
長野県の北信地方に北信五岳と呼ばれる山がある。斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山、略して「まみくとい」。戸隠山に登るには「蟻の塔渡」と「剣の刃渡」と呼ばれるナイフエッジを通らなければならない。あまりの高度差に「蟻の塔渡」で引き返す人、またがって進む人など色々あるが、高所恐怖症じゃなくても怖い場所である。

大鳥居から奥社まで続く杉並木は約400年前に植樹されたもので「隋神門」を越えてから幹の太さも目立つようになる。

奥社の左側より登山道を歩き始める。削られた登山道をジグザクに登りながら休憩できそうな岩が現れる。ここから「百間長屋」まで、それほど遠くない。なだらかな尾根を歩きながら最初の鎖場を登り「五十間長屋」と「百間長屋」に到着する。雨宿りするには丁度良い場所で高妻山に向かうパーティーも休んでいた。
「百間長屋」を通り「西窟」を過ぎると鎖場が出現する。

大渋滞が起きている鎖場で高妻山に登るパーティーよりも先に行かせてもらい「天狗ノ路地」を通り過ぎる。ここから「蟻の塔渡」まで連続して鎖場が続き「胸突き岩」を越えれば「蟻の塔渡」となる。「胸突き岩」の鎖場は特に注意したい。隆起活動によって生じた凝灰角磯岩は風化が激しく、手掛かりや足場の岩が抜ける可能性がある。

幅50cm前後、長さ20mの「蟻の塔渡」は途中まで鎖が設置され、鎖が無くなった場所から一気に視界が広がる。ストンと切れ落ちた蟻の塔渡に怪しい巻き道もあるが、巻き道も危険だ。「蟻の塔渡」と「剣の刃渡」の中間に座り、追い越してきたパーティーをデジカメに納めようと待ち続ける。追い越してきたパーティーは「胸突き岩」で引っかかっているようで、全員登ってくるのに1時間ほど掛かっていた。

「剣の刃渡」を後にして八方睨付近のチムニーを登り始める。簡単なチムニーだが手掛かりの岩が2回も抜けて冷やりとした。八方睨から西岳、高妻山、飯綱山など残雪が残る山々が綺麗に見える。天候が良ければ北アルプスが一望出来るらしいが、春霞の関係で見えなかった。
八方睨を後にして戸隠山に進む。アップダウンの緩い稜線を少し歩けば戸隠山に到着する。樹木に囲まれた山頂だが八方睨より4mほど高い。

戸隠山から九頭龍山まで小さなピークをいくつか越えて行く。九頭龍山の三等三角点は捜さないと気付かない。九頭龍山を過ぎるとアップダウンが激しくなりピークを巻けば一不動避難小屋まで一気に下る。

一不動避難小屋を経由して登山道となっている沢を下る。しばらくすると不動滝が現れ、鎖を頼りに右側にトラバースして降りる。不動滝周辺の岩場は、水と砂が混ざって流れ落ちているので、鎖を頼りに慎重にる降りる。

約6時間 (奥社〜戸隠山〜一不動〜戸隠牧場)

2001年5月26日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


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日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
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