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裏妙義
妙義荒船佐久高原国定公園には日本三大奇勝の妙義山がある。安山岩質の集塊岩や溶岩が侵食によって形成された山々は、奇岩、怪石の不思議な場所で、赤城山、榛名山と共に上州三山の一つとして名を通している。妙義山には表妙義と裏妙義があり、表妙義には中之岳神社付近の石門めぐりや、関東ふれあいの道、稜線縦走コースなどがある。裏妙義のシンボルは丁須岩にある丁須の頭で、見た目が漢字の丁の形をしているので丁須岩と呼ばれるようになったようです。裏妙義の丁須岩に登る登山ルートは、国民宿舎裏妙義の駐車場を利用して丁須岩、もしくは裏妙義を縦走して国民宿舎に戻るコースがあります。

上信越自動車道の松井田妙義ICより国道18号線を軽井沢方面に進み、横川駅手前の信号を左折して道なりに進みます。途中、裏妙義の看板がありますので見落とさないように注意します。国民宿舎裏妙義の駐車場は宿泊者専用の駐車場で登山の為に利用する場合、必ずフロントに許可をもらい駐車します。また登山届は国民宿舎脇の登山口に設置されておりますので必要事項を記入し指定の場所に投函します。

国民宿舎より整備された杉林の登山道を歩いていく。水量が少なくなった沢を渡り、登山道が沢沿いになった場所が籠沢である。

登山道には巨岩がいく手を拒み、岩と岩の間を通過しながら鎖場を越える。途中、トラロープも設置されてて、なるべくなら頼らないように越えていく。岩に書かれた黄色いペンキと赤いテープを頼りに「木戸」と書かれた標識に到着する。この辺りよりガレた沢を登り、いくつかの鎖場を越えると急登の鎖場が見えてくる。

ルンゼ状の鎖場を登り尾根から丁須岩の北側を巻いて最後の難関の鎖場が待っている。水平にトラバースする鎖場は岩が濡れて落葉も有り、慎重に足場を選んで通過する。

丁須岩の肩から頭の鎖はオーバーハング気味の岩場に鎖が垂れ下がっている。最初の一歩目は、ジャンプする形で体を振り、しっかりホールドを確認しながら垂直に登る。丁須の頭は5人乗れば身動きが取れないほど狭く、一緒に登った4人組と記念撮影をしてからクライムダウンする。オーバーハングしてる場所は右に体が振られやすく足場に注意しながらが肩に降りる。

丁須の頭から少し離れた場所に展望の良いピークがある。丁須の頭を望むには最適な場所だろう。

三方境方面。

丁須岩からいくつかの鎖場を通過し、高さ20mほどのチムニーに到着する。ホールドが豊富な鎖場は、3点支持をしっかり守って行動すれば問題ない。ただ、ザックが大きいと岩に擦れてバランスを崩しやすいので、大きめのザックを背負っている人は注意が必要だろう。さらに赤岩に続く縦走路も鎖場が多数出現し、ルートを探しながら鎖場を通過する。

水平にトラバースする鎖場はもちろん上に下にと忙しい。烏帽子岩を通過するまで緊張が解けない。

烏帽子岩を通過した辺りから普通の尾根歩きとなり、三方境の標識まで軽快に歩く。途中、熊らしき泣き声を聞きき、登山道入口にあった熊注意の看板を思い出す。まさかと思っていたが、近くに熊がいるような気配で急いで三方境から巡視道を下る。

三方境から続く巡視道は手入れがされ里山歩きの雰囲気が味わえる。途中、何ヶ所か沢を横断し、川の流れの音が近づいてくると林道脇を流れる中木川にたどり着く。橋は無いので上手に石を渡り、対岸の土手を攀じ登れば登山届を出すポストが目の前に現れる。

国民宿舎(7:00)〜稜線(8:38)〜丁須の頭(8:48-10:00)〜チムニー鎖場(10:22)〜トラバース(11:02)〜三方境(11:53)〜渡渉地点(12:51)〜国民宿舎(13:01)

2001年10月20日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。