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四阿山2354m
冬の四阿山に登ろうとして今回で5度目の挑戦である。天候不良で、無理して登れば山頂に登ることも可能だったが、厳冬期の晴れた日に四阿山に登りたい。そんな事を考えながら厳冬期の四阿山に登るチャンスがやってきた。

駐車場からスキーを背負ったままやってきた。牧場の入口から見える景色は、雲の無い快晴の青空が広がっていた。牧場の先に見える山々は、今回初めて見える景色で、以前ここを通過するたび吹雪いていた。

今まで気が付かなかったが牧場の真ん中にトラックが捨ててある。ちょっと寄り道して菅平高原や北アルプスを撮影していると、あとから登ってきた人達の歓声が聞こえてきた。
素晴らしい景色を眺めながらパノラマ写真用に40枚ほど撮影。

先週に比べて前日の陽気で雪も締まり、スキーを滑らせて快適に歩行ができる。中尾根経由の標識を通過すると、だんだんと急になる。

先週ここまでやってきたが、視界が悪くて吹雪いていたので無理せず引き返した。
多少風が出てきたが、九州地方で春一番の陽気となっていたので、四阿山も暖かいのだろう。



根子岳と四阿山の稜線に到着すると見覚えの無い景色が広がっていた。四阿山へは2001年の春に訪れていたが、すっかり忘れているようだ。稜線には、ざっと見て1m〜2.5mぐらいの積雪がある。前日のトレースも残っており、山頂手前でスキーをデポして、つぼ足で登ることにした。

  最後の急登をキックステップで登ると群馬県側の神社が見える。信州側の神社は雪の中に覆われ、稜線から滑落しないように群馬県側の神社に到着した。  

  四阿山の山頂に立とうと計画をしてから長い月日が過ぎてしまった。信州側の神社は雪に埋もれ、パルコール嬬恋スキー場方面は痩せ尾根となっている。帰りはクラフトした斜面とアイスバーンに苦しめられ、楽しく滑った距離は短かった。  

あずまや高原ホテル(7:14)〜牧場(7:45)〜中尾根分岐(8:57)〜山頂(10:49)〜あずまや高原ホテル(12:50)

2003年2月8日



「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。