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四阿屋山1386m

坂北村のホームページに四阿屋山の事が紹介されていた。

四阿屋山頂で境を接する本城 標高1387m、坂北、麻 績、坂井の筑北四ヶ村では、正月元旦には餅を食べない。
「餅無し正月」の地域である。これは、「四阿屋山が正月に餅を食べたら腹をこわしたために、正月には餅を食べない」という伝承に基づくものです。四阿屋山権現の本尊は如意輪観音の懸仏であるが、水の神とともに、腹の神としての信仰が厚い。この伝承を詳しく調査していくと、歴史上の人物が登場してくる点に注目したい。
正月の元旦は朝食に長いもの(そば、うどん)を食べると体によく、長生きすると言い、現在も続けられている。

四阿屋山へ登った山頂で「雨降らせ給ひな、南無大力大権現。四阿屋山からパラパラと雨降らせ給ひな」と叫びながら、本殿に安置してある神殿をゆすったり、千段焚きの大火をたき、天のぼる煙をながめて「雨降らせ給え」と叫び雨乞いをしました。煙を出せば雨が降るといわれたり、カネや太鼓などの鳴り物をたたけば雨を降らすことができると信じられていました。また「四阿屋山に雲がたなびけば雨が降る」など数々の言い伝えがのこされています。


林道四阿屋線から四阿屋山に登る事にする。道路地図によると破線が書かれているので、もしかしたら登山道があるかもしれない。注意深く道路を観察してると目印があった。

登山口に罰金40万円の看板があったけど、松茸シーズンが終わっていので入山しても大丈夫だろう。ちょっと心配だが、急いで帰ってくるように心掛ける。
登山道は、ほとんど獣道に近いような状態だったが、草木が枯れてて歩きやすい。道に迷っても、その先が見えるので安心だ。


尾根に到着すると鳥居があった。どうやらメインルートである。ここから先は、道に迷う心配もないので、ひたすら早歩きで山頂を目指す。久しぶりに山歩きをしたが、休養期間が長かったので足取りも軽やかだ。

山頂に到着するとザックがデポしてあった。展望が悪い山頂と聞いていたが、それほど悪くない。ここで引き返そうと思っていたが、展望台まで3分となっていたので行ってみることにする。


ここの展望台は、北アルプスが全部見て素晴らしい場所だと想像するが、北アルプスに雲が掛かり、景色も霞んでイマイチだった。

大滝山から小蓮華岳まで、空気の澄んだ時期であれば、きっと素晴らしい景色が見れると思う。快晴じゃなくて残念だ。


林道(11:51)〜 鳥居(12:06)〜四阿屋山(12:38)〜展望台(12:47)〜鳥居(13:10)〜林道(13:19)

2004年11月21日



「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。