家から10分ほどの場所に真田氏本城跡がある。以前、達磨堂参道入口を見つけ、その先がどうなっているか気になっていたが、紅葉も良さそうだったので、ちょっと偵察程度に出かけてみることにした。
林道をノロノロ歩いてると、側溝の水の多さが気になる。どっから流れてくるのか分からないけど、この水は集落のリンゴ畑や田んぼに利用されているのか?水が多い山は、何となく好きである。
しばらくすると林道の終着点に到着する。石塔があって、いかにも信仰が盛んだったようだけど、どんな人達が訪れていたのか分からない。
達磨堂の標識に従って沢の中へ足を踏み入れてみたが、登山道がらしき場所が見当たらず、何だか怪しかったので、引き返して隣の沢を登ることにした。
昔の作業道を探りながら稜線まで登ると、そこから色んな場所へ行けそうな気がしてきた。とりあえず目の前のピークに登って周囲の状況を確かめてみると、カッコイイ山が見える。
さっき見えていたピークに到着したが、どうやら何も無いようだ。 登山道らしき場所には目印もあるので、展望が良い場所を探しながら、もうちょっと先まで行ってみる。
最初のピークから20分ほど歩くと、ダルマ山の小さな標識があった。三角点もあるので、意外と訪れてる人も多いようだ。北側の斜面は切れ落ちているので、あまり近寄ることはできないが、遠くに四阿山や根子岳が見える。
NO,9の鉄塔に到着すると、遠くに真田氏本城跡が見え、意外と遠くまで歩いてきたんだと実感する。ここまでくれば巡視路が整備してあるので、安心して下れそうだ。持参したブラックコーヒーを飲みながら、のんびり里山の紅葉を楽しむも、達磨堂へ行くのが面倒になり、そのまま下ってきた。