リフト待ちの時間も長くなってきたので、シールを腹に忍ばせてゲレンデトップへ移動する。
ウロコ板のトレースが林道方面に続いており、それを追いかけて山頂が見える場所までやってきたが、山頂が目的では無く反対の方向へと進んでいる。
ショートカットするつもりで尾根に取りつく。しばらくすると登山道と合流できズカズカ登って行くが、シールに雪がベットリ張り付き下駄のようになってしまった。気温が高くて表面の雪が溶けていたようだけど、距離が短かったので我慢して進む。天気が良ければ目の前のスキー場が見えるはずだったけど、だんだんと天気が崩れて標高の高い場所は霞んでしまった。
プルークボーゲンで登山道を下り、林道と合流する。シールを装着しなくても歩けるので、そのままゲレンデに戻って駐車場へと直行するが、料金の事を考えれば、それなりに楽しく滑れるスキー場だった思う。
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