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白馬鑓温泉
前々から行きたかった白馬鑓温泉。雪が無い時期に行こうと思っていたが、スキーとセットで楽しめれば言う事なしである。

6時に猿倉を出発するはずが、またまた寝坊をしてしまい、駐車場に到着したのは6時40分頃だった。急いで準備をして鑓温泉へと歩きだすが、ほとんどの人達が大雪渓に行ってしまった。

今回はアークアッセントの軽い板を選択して、スイスイっと歩こうかと思っていたが、シールの効きが弱くて急斜面になるとズルズル後退してしまう。
「シールワックスを塗りすぎてしまったのか?それとも寿命なのか?」
どっちにして歩きにくい。


小日向山のコルが見えてきた。
数日前に降った雨が深い溝を作り、帰りの事が心配である。

シールの効きがイマイチだったので急斜面を避けてジグザクに登ろうとするが、やっぱりズルズル後退してしまう。困ったもんだと騙しながら我慢してたけど、途中で板を背負って歩きだした。


小日向山は帰りに寄るとして、水を持ってこなかったマッケンは「修羅場になりそうだ」と言っている。仕方がないので、セブンイレブンで買ってきたボルヴィックを差し上げてコルで大休止にするが、どこに温泉があるのかハッキリしない。マッケンも知らないと言ってるので、地図を広げて、だいたいの場所を確認してから200mほど下る。


なるべく高度を落とさないように滑るが、凸凹の斜面は滑りにくくて、飛ばすと弾けてしまうので、慎重にターンしながらトラバースを続ける。

待望の水が流れていた。
水筒を満タンにして、いざ出発。
「あれが烏帽子だから、あのちょっと先にあるのかな?」

黙々と歩いてると石垣のある不思議な場所に到着した。
どうやら、ここが白馬鑓温泉らしい・・・


グルッと回り込んで覗いてみると先客が気持ち良さそうに温泉に入っていた。

ちょっとゴミが多いけど、湯加減もバッチリで、とっても気持ちい。
冷たいビールを飲みながら数時間ほど滞在するが、すっかり日焼けをしてしまい肩がヒリヒリする。


のんびりしてたら帰る時間も遅くなってしまい、急いで支度をして下山する。小日向山の登り返しがあるものの、凸凹の鑓沢を気持ちよく滑れたので、それほど疲れを感じない。

小日向山のコルを越えると急斜面が待っていた。
今日は簡単にズレる板なので慎重にターンしながら大斜面へ移動する。
広い斜面は、数日前に降った雨が深い溝を作り、スキーが引っ掛かって転倒しないかヒヤヒヤしてたけど、何とか駐車場まで滑ることができた。


猿倉(7:00)〜小日向山のコル(9:10)〜白馬鑓温泉(11:10−14:00)〜小日向山のコル(15:31)〜猿倉(16:24)

2004年5月8日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。