ゲレンデを横断して林道へと移動するが、とっても景色が良くて惚れ惚れしてしまう。シールを装着してスタスタと歩き出すが、スノーシューで踏み固めた林道は、ツボ足で歩いたほうが速そうである。
成城大学小屋を通り過ぎて、栂池が見渡せる場所で一休みをする。 天狗原や白馬乗鞍岳は、まだまだ雪が少ないのだろうか? ヘリスキーで訪れた時は、ガリガリのアイスバーンで大変だったけど、今日はフカフカの雪で楽しめそうである。
「ここでギブアップするか・・・」 肉体疲労と日頃の精神的な苦痛が、ちょっとの事でも疲れてしまい、だんだんやる気も無くなってきた。
北アルプスで1番大きいと言われる白馬大池は、雪で真っ白になって白馬大池小屋も半分以上埋まっていた。
天狗原からルートを選んで滑っていると重い雪に足を取られて派手に転ぶ。ターンするたびに転倒して「何だか変だぞ?」と思いながらバランス修正するが、足元がフラフラしてしまい何となくゲレンデに到着した。
家に戻ってから7tmのテンションストラップを確認すると半分だけ切れてて斜めになっていた。
2004年1月18日
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」