トレースもバッチリで板を背負って一直線に登っていく。 階段みたいなったトレースは、スキーでジグザグに登るより意外と疲れない。
午前4時頃に栂池を出発した人達は、どこへ行ってしまったのだろうか? トレースも消えて、頂上に近づくにつれて硬い雪となり、とっても滑りにくそうだ。アイスバーンとなった場所で滑落しないよう大きく迂回しながら三角点のある場所へ到着した。
山頂のケルンで記念撮影をしてから荷物をデポした場所まで戻り、急いで滑降の準備をする。滑り出しの部分はツルツルになってて、ちょっと嫌らしいが、慎重に雪質を確認しながら滑り出した。
スノーボードに乗る武田さんは、重い雪でも関係ないようで綺麗なシュプールを描いて滑り降りてくる。 貸切だった斜面も、あっとゆう間に遠ざかり、強い風がシュープールを消し始めた。
途中、雪まみれになりながらジャンプするアクシデントもあったが、カフェテリア栂の森で美味しくビールが飲めたので気分が良い1日だった。
2004年2月1日
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」