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白馬乗鞍岳2436m
正月に乗鞍岳で知り合った武田さんと一緒に白馬乗鞍岳に行くことになった。事情聴取すると正月に五竜岳や富士山、GWには剱岳も登ってしまうほどパワフルな人だった。

ピステンが綺麗なゲレンデに足跡を残しながらスキーにシールを装着して林道へと進む。リフトに乗って高度を稼いだ人達と、ほとんど同じくらいの時間に出発できたけど、リフトに乗って林道まで移動したほうが楽そうだ。

3週連続で栂池にやって来たけど、今日も天気がいい。
テント泊していた人の話だと、昨日は白馬乗鞍岳の山頂付近で吹雪いてたと言っている。

トレースもバッチリで板を背負って一直線に登っていく。
階段みたいなったトレースは、スキーでジグザグに登るより意外と疲れない。


さっきまで風も無くて穏やかな陽気だったのに天狗原周辺は風が強くて寒い。

午前4時頃に栂池を出発した人達は、どこへ行ってしまったのだろうか?
トレースも消えて、頂上に近づくにつれて硬い雪となり、とっても滑りにくそうだ。アイスバーンとなった場所で滑落しないよう大きく迂回しながら三角点のある場所へ到着した。

 


白馬大池山荘は、2週間前と比べて屋根を残すのみで、全体的に真っ白になった感じである。どっかに雷鳥がいないか目を凝らすが、足跡があるだけで近くに居そうな感じがしない。

山頂のケルンで記念撮影をしてから荷物をデポした場所まで戻り、急いで滑降の準備をする。滑り出しの部分はツルツルになってて、ちょっと嫌らしいが、慎重に雪質を確認しながら滑り出した。

 


  モナカっぽい雪質は、先々週のような気持ちよいターンができず、ちょっとだけ悪戦苦闘しながら自分のシュプールを見つめる。まだまだといった感じだが、それなりに満足である。

スノーボードに乗る武田さんは、重い雪でも関係ないようで綺麗なシュプールを描いて滑り降りてくる。
貸切だった斜面も、あっとゆう間に遠ざかり、強い風がシュープールを消し始めた。

 

  今まで雪の自然園に来たことが無かったので、栂池山荘の前で自然園の様子を伺ってからゲレンデに戻ることにした。

途中、雪まみれになりながらジャンプするアクシデントもあったが、カフェテリア栂の森で美味しくビールが飲めたので気分が良い1日だった。
 

 

栂の森ゲレンデ(8:33)〜成城大学小屋(9:30)〜天狗原(10:47)〜白馬乗鞍岳(12:10)〜天狗原(12:55)〜ハンの木ゲレンデ(14:20)

2004年2月1日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。