針ノ木岳でBORIさんと出会ってから1ヶ月が過ぎ、だんだんと滑れる場所も限られ、スキーシーズンも秒読み段階となってきた。
今回からオークションで手に入れた140cmのカービングスキーを使って滑る事にする。3500円で仕入れてきた板なので、石を踏んでも気にならないが、やっぱり新品の板は、勿体無いような気もする。
今回は、オークションで仕入れた新しい板を持ってきたが、使い捨てという事でシールは購入しなかった。重量が3Kgなので背負っていても気にならない。
テレマークの金具の調節をしてから、新しい板の調子を感じようと、ちょっとだけターンしてみるが、板が短いだけにフラフラして怖い。クルクル回転してしまうので、慣れるまでに少々苦戦してしまった。
雪渓の末端に近づくにつれて、だんだんと石も増え、ガリガリと音をさせながら堰堤を越えて行く。ここまで来たら石を気にしてても仕方がない。 急斜面で雪上訓練を行っている人達がいる。目の前で転ばないよう慎重にターンしながら観光客でいっぱいの扇沢へ戻った。
2004年5月22日
さ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」