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御嶽山 兜岩山1368m
荒船山に登ったときに兜岩山に登るか迷ったけど、まあいいやで数年が過ぎてしまった。今日は午後からしか行動できないので、あの時の記憶を再現しながら荒船不動へと車を走らせる。

荒船不動の駐車場に車を置いて歩きだす。しばらくすると「御嶽山」と「兜岩山」の標識が現れた。標識には兜岩山まで2時間30分となっていたが、ダラダラ歩いても日が暮れるまでには帰ってこれそうだ。

苔生した登山道は歩く人も少なく、なかなか良い雰囲気である。昔は、この付近もハイキングが盛んだったと思うけど、今日あるのは獣の足跡だけで、だんだんと元の姿に戻ろうとしている。


荒船山の分岐にやってくると登山道も広くなって、つい最近の歩いたと思われる足跡があった。

階段状の登山道を登りきると「御嶽山園地」の標識がある。事前に勉強してこなかったので何があるのか分からなかったけど、御嶽山に行けない人達が、ここに登って御嶽山に向かって手を合わせたようだ。


兜岩山方面にしばらく進むと展望の良いピークがあった。

御嶽山と兜岩山が目の前に見えてローソク岩が異様な形をしているが、登山道も蟻の塔渡りみたいな場所が多いので、落ちたら戻ってこれそうにない。


ローソク岩を巻くように登山道が続いていたが、とっても怪しげな橋が現れ、板が腐ってないか非常に不安である。踏み抜かないように静かに渡って、しばらく進むと田口峠の分岐が現れた。

兜岩山の山頂は寂しく、木に山頂を示す標識が巻かれていた。キノコもいっぱい生えてるし、雰囲気も良くない。ちょっと足を伸ばして展望の良い場所へ行ってみるのも良かったけど、ローソク岩の事が気になり、そのまま戻ってローソク岩の基部まで行ってみる。


登れそうな場所からローソク岩に取り付いてみるが、簡単に岩が剥がれてボロボロ落ちる。山頂付近が確認できる場所まで登ってみると、藪とガレっぽいみたいな山頂で、このまま登っても何もないようだ。

ロープを取り出して慎重に降りる。支点となる木も抜けそうで怖いが、ローソク岩は登る対象ではないのうだろう。


荒船不動駐車場(13:14)〜分岐(13:44)〜御嶽山(13:56)〜兜岩山(14:34)〜ローソク岩(14:54)〜荒船不動(16:03)

2006年9月2日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。