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角間山1980m 湯の丸山2098m
旧鹿沢スキー場から湯の丸山へ行くつもりだったが、とっても天気が良かったので一緒に行動しているKさんに相談を持ちかけ角間山へ寄り道することにした。

旧鹿沢スキー場のゲレンデは、雪が少なくまだまだブッシュも多い。どうやって帰ろうかと思案しながら「猿飛佐助修行の地」へ到着した。
伝説では、角間渓谷でも修行してたらしいが真田十勇士の猿飛佐助だったら一瞬にして走れる距離なんだろう。

角間峠に到着すると「登山道崩壊のため温泉方面は通行止」となっていた。ここから角間山方面は綺麗なバーンが広がり、雪質が良ければ快適なターンができるかもしれない。
シールを効かせて稜線へと直登してるとカモシカが現れた。
カモシカは、突然の訪問者に警戒しながら同じ方向に歩いているが、ラッセルしてる時はスキーのほうが早い。


山頂だと思っていた場所は、ただのピークであった。

上田盆地は雲に覆われて何も見えない。
菅平スキー場や四阿山の景色は、まあまあである。


山頂手前で樹林帯に阻まれ、スキーを担いで山頂へ到着した。
湯の丸山や烏帽子岳の展望が素晴らしく、いつもと違った方向から景色を見れたので新鮮な気分である。


角間山の南斜面は、アイスバーンとクラストした嫌らしい雪質で、なんとか角間峠に戻って、再びシールを装着してから湯の丸山へと歩き出した。
ジグザグに斜面を登りながら登山道へ戻ると、さきほどた出会ったカモシカも歩いており、見かけると同時に森の中へ消えてしまった。

湯の丸山に到着すると複数の足跡が残されおり、午前中は大賑わいだったことが伺える。
山頂は、とても風が強くて記念写真を撮ろうとしているKさんのスキー板は手で押さえないと倒れそうだった。
下山は予定通りに湯の丸山から旧鹿沢スキー場へ滑り込むが、ブッシュが多くて足を取られて転倒しそうだったので慎重に滑り降りる。

帰りは鹿沢温泉に寄って、さっぱりしから自宅へ戻った。


鹿沢温泉(8:03)〜角間峠(9:11)〜角間山(10:23)〜角間峠(11:15)〜湯の丸山(12: 37)〜鹿沢温泉(13:51)

2004年1月3日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。