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金戸山766m
いつも大町の帰りに金戸山の脇を通って上田に抜けるが、この山に登山道があって、登れることも承知していた。ただ、登る機会がなくて、何となく素通りしていただけに期待も大きい。

犀川が蛇行して、奇岩も多く、ダムの関係で流れがゆったりしているので、何となく絵になる場所だが、雨が少なくダムの放水制限も行っているので、川底が丸見えである。


山清路公園の案内図によると百体観音があって、見所いっぱいの山のようである。縦走するような感じで登りたいので案内図の近くに車を停めて出発する。

お墓の脇を通って山の奥へと進むが、なぜか登山道が消えてしまった。どっかに登山道が無いかいとウロウロしながら正規のルートに戻るが、あまり登る人もいないようで廃道寸前である。クモの巣も多く、観音様を見つけるよりも早く下山したい気分になってきた。

御嶽様跡に寄り、再び道に迷って金戸山城跡に到着。三角点の測量を行った道具が残されていたが、どこの山に行っても同じ物が放棄されているので、片付けるつもりはないようだ。

山頂にあった説明書きによると
「宇留賀氏のとりで、標高766m寛政元年(1789)池田組明細帳にのる。約100×150mの平地があるのみで人工は加えてない。犀川べりの見張所であろう。木曽義経の御曹子か平乗頼が住居したという伝説がある。頂上に秋葉様の石灯篭があり、周辺には西国33番、坂東33番観音がある。関係地名に城、古城、陣が沢スグジがある。」 生坂村教育委員会


この道で合ってるんだろうか?と不安になりながら国道19号線が見えてきた。神明宮とは、どこなんだろう?よく分からないけど、汚い格好で国道を歩いて車に戻った。


 

 


薬師堂(15:12)〜御嶽様跡(15:48)〜山頂(16:08)〜神明宮(16:31)〜薬師堂(16:41)

2005年6月11日


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。