お墓の脇を通って山の奥へと進むが、なぜか登山道が消えてしまった。どっかに登山道が無いかいとウロウロしながら正規のルートに戻るが、あまり登る人もいないようで廃道寸前である。クモの巣も多く、観音様を見つけるよりも早く下山したい気分になってきた。
御嶽様跡に寄り、再び道に迷って金戸山城跡に到着。三角点の測量を行った道具が残されていたが、どこの山に行っても同じ物が放棄されているので、片付けるつもりはないようだ。
山頂にあった説明書きによると
「宇留賀氏のとりで、標高766m寛政元年(1789)池田組明細帳にのる。約100×150mの平地があるのみで人工は加えてない。犀川べりの見張所であろう。木曽義経の御曹子か平乗頼が住居したという伝説がある。頂上に秋葉様の石灯篭があり、周辺には西国33番、坂東33番観音がある。関係地名に城、古城、陣が沢スグジがある。」 生坂村教育委員会
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