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唐松岳2696m
北アルプスの入門コースとして人気が高い唐松岳だが、山に登る為のリフトの料金や駐車料金が高い。リフトを乗り継いで標高1800mの八方尾根に到着すると高原のさわやかな風が吹き、八方池まで観光客と一緒に行動するようになる。

八方尾根ゴンドラリフト乗り場にある駐車場は日帰り専用である。近くの駐車場を利用してゴンドラリフト乗り場で準備をする。第1ケルンまでの片道切符と荷物料金(10Kg以上)を支払い、ゴンドラリフトに乗り込む。

暑かったゴンドラリフトを降りるとアルペンクワッドリフトが待っている。

最後のリフトとなるグラードクワッドリフトに乗る。ガンガンと高度を稼いでくれるので山に登りに来た事を忘れてしまった。とっても快適である。

第一ケルンには、観光客がたくさんいる。

遊歩道となっている登山道をゆっくり歩く。木道は第二ケルンの手前の尾根上まで続き、そこから先は普通の登山道と変わらない。

観光客と一緒に八方池までやってきた。眺めが良い場所だが、ベンチに必ず人が座っている。適当に場所を見つけて本日2度目の休憩をする。

八方池を過ぎてしばらく進むと扇雪渓が現れる。とっても涼しく、いつまでも休んでいたい場所である。この辺りが中間地点のようである。

唐松岳頂上山荘裏にあるマイナーピークが見えてきた。ここまで来れば、あともう少し。友人が体調不良を訴え、自分のザックに荷物を押し込んだ。どう見ても長期縦走をするようなザックになってしまった。

八方尾根の危険箇所は、ここだけである。鎖もあるが、それほど危険な場所じゃない。ここを通過すると頂上山荘の裏側に出る。

唐松岳頂上山荘でテントの受付を済ませ、安曇野の天然水(500ml)を2本購入して2階の喫茶店に潜り込んだ。コーヒーで疲れを癒してから、テント場の雪渓に水を求めて下る。冷たく美味しい水を飲んで本日の行動が終了した。


翌日は、ガスがあったものの10時を過ぎた頃に快晴となった。今日は下山するだけなので、のんびり頂上山荘を出発。約20分ほどで山頂に到着した。

山頂から大パノラマが広がり、剣岳や毛勝山が見える。とっても贅沢な時間を過ごす。

唐松岳の頂上から頂上山荘方面を見る。  

第1日目 八方尾根ゴンドラリフト乗場(11:02)〜八方池(12:29-12:53)〜扇雪渓(13:24-13:56)〜丸山ケルン(14:18)〜唐松岳頂上山荘(15:15)

第2日目 唐松岳頂上山荘(8:04)〜唐松岳(8:24-9:26)〜唐松岳頂上山荘(9:37)〜八方池(11:05)〜八方池ゴンドラリフト乗場(13:00)

2002年7月30〜31日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。