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唐松岳2696m
北アルプス南部は、雨の影響で登山口までの道路状況が分からず、山に登れない可能性もあったので、とりあえず被害が少なそうな唐松岳に登ることにした。

白馬村までやってくると雨が降り出した。天気予報では、富山県側が曇りのち晴れだったので、たぶん晴れるだろうと予想するが、これから晴れるか微妙である。

黒菱の駐車場で往復1000円のチケットを購入して、いざ出発。リフトに乗ったら、いきなり青空が見えたので、このまま高度を上げれば、完全に晴れるかもしれない。
ルンルン気分で八方池山荘に到着すると、団体さんが大勢いる。巻き込まれるのは嫌なので、すっ飛ばして八方池を目指すことにした。


八方池をグルっと周って写真を撮ってみるが、まだ完全に青空が出ていないので、何だかイマイチの景色である。数年前に訪れた時は、大勢の人がいたけど、今日は観光客も少なくて快適。

そろそろ団体さんがやってくるので早々に退散したが、今日は高速道路も通行止めになっているので、それほど混雑しないと予想。帰りにゆっくり楽しむことにする。


丸山ケルンで休んでいたら快調に登ってくる人がいる。重い腰を上げて、その人につられて歩き出したら、とってもハイペースで写真を撮る暇が無くなってしまった。

唐松岳頂上小屋に到着すると富山県側は青空だった。意外と早くに小屋に到着できたので、五竜山荘経由で下山しようかと悩むが、車を黒菱に停めてしまったので、タクシー代も馬鹿にならない。時間的には問題ないと思うが、往復のチケットも購入してるで、計画通りに頂上へ向かうことにした。


 


長野県側は雲海となって下界は見えないけど、富山県側は海まで見えそうな勢いである。誰もいない頂上で、のんびり遊んでいたが、それなりに風が強いので、満足したところで下山を開始する。

崖にクライマーは取り付いてると思ったら、崩れないようにネットを設置していた。登山道を維持するのも大変だが、唐松岳は団体登山が盛んなので、安全対策も必要なのだろう。

しばらくすると中学生の団体さんが登場して5分以上待たされる。次は、どっかのツアー客。それが永遠と…やっと夏山らしくなってきたようだ。

 


黒菱駐車場(7:30)〜八方池山荘(7:55)〜八方池(8:27)〜丸山ケルン(9:30)〜唐松岳頂上山荘(10:07)唐松岳(10:34)〜丸山ケルン(11:30)〜八方池(12:02)〜八方池山荘(12:26)〜黒菱駐車場(12:50)

2006年7月22日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。