今年から黒菱第3リフトの運行が無くなり、黒菱の駐車場からゲレンデを抜けて八方池山荘まで歩く。いつもはリフトを乗り継いで高度を稼いでいたが、ゲレンデ内の登山道は整備が行き届いており歩きやすい。
八方池山荘で一息入れて再び濃いガスの中を歩き始めるが、既に団体さんが歩いていて良い目印になる。天気予報によれば、午後から晴れると言っていたが、さっそく青空が見えてきた。台風が過ぎ去った後なので、ちょっとは期待してみたものの再びガスってしまい、ダラダラ歩いて唐松岳頂上山荘に到着する。
玄関前は環境整備の改修工事を行っているようで足場が組まれており、これから下山する人達で賑わっている。 人気の山は、山小屋のホームページからも、忙しいと思われる雰囲気が伝わってくるけれど、登山客が減少した時には、その代償が登山客に重くのしかかくるのだろう。
唐松岳の頂上で40分ほど晴れるのを待っていたが、寒さに耐えきれずに退散する。天気が悪いのでお盆とは思えないほど閑散としていたが、八方池まで下山すると雨が降っているのにカッパを持たない普通の観光客が大勢散策していた。