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風吹大池
週末になると台風がやってきて天気もイマイチだ。雨雲だったら風吹大池に行かないつもりだったけど、目覚めると青空が見える。

他の人達は栂池のウル・シャイクに寄ると言ってたので早めに行くことにする。風吹山荘の管理人をしてる江蔵さんに挨拶してからウル・シャイクでアイスコーヒーを頂き、前日の様子を伺うと、朝まで大雨だったらしい。


北野の駐車場に車が一台だけ停まっていた。
林道も怪しかったけど登山道が泥だらけだったら大変だと少々不安に思う。明日は大勢の登山者が集結するかもしれないので、なるべく出やすい場所に駐車して出発だ。

しばらくすると雨が降ってきた。
ホームセンターで仕入れたてきた折り畳みの傘は、135gと登山用の傘より軽量で価格も450円と手頃である。
湿度100%の登山道は、カッパを着なくても汗がダラダラと流れて小さな虫もビュンビュンと飛んでいる。刺されないように虫除けスプレーをしてきたが、あまり効果が無いようだ。

風吹山荘に到着するとマッケン達のグループが昼食の準備をしていた。
傘を差して風吹大池まで行ってみるが、雪解けが早かったせいか、昨年に比べて草花の成長が早いような気もする。


しばらくすると、お客さんと一緒に管理人も登ってきた。皆さんと一緒に食事の準備を始めるが、部屋の中で炭を着火させたので、目がショボショボして大変である。

だんだんと日が暮れてきて、豆電球を点灯させて宴会は続く。
ソーラーパネルを設置した事により、冷蔵庫と電子レンジが使えるようになったけど、まだまだ素朴な山小屋だ。

 

 

朝から真っ白な状態が続いていた。綺麗な朝焼けが見れたと聞いたが、ぐっすり寝込んでしまい、完全に夜が明けてから目を覚ます。風吹天狗原に出かけみるとチングルマの花が終わって羽毛状になっていた。

風吹岳の山開きがあるので大勢の人と擦れ違うはずが、ほとんどの人達が土沢から登ったらしく、駐車場に到着するまでに5人しか会わなかった。
 


第1日目
北野登山口(11:05)〜風吹大池(13:53)

第2日目
風吹山荘(7:05)〜天狗原(7:23)〜風吹山荘(9:00)〜北野登山口(10:22)

2004年6月26〜27日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。