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虚空蔵山1076m
小さい頃は、ちょくちょく犬を連れて親父と登っていたが、時代の流れで裏山に登ることが、めっきり少なくなってしまった。その昔、登山道があった場所にも木が生い茂り、だんだん獣道のようになってきた。今回は鋸を持参して登山道に足跡を残すように山頂へ向かった。

コンビニで犬が飲む水とパンを調達してから、いつもの神社へやってきた。1ヶ月に数回のペースで訪れている神社は、犬を放し飼いにしても問題ない。

神社の裏手からジグザグに登って行くと鉄塔がある。毎年、ここにくまん蜂が飛んでて、ある場所からピクリとも動かない。きっと近くに巣があるはずだ。くまん蜂のテリトリーに侵入しないよう大きく迂回をしながら通過する。


鉄塔からしばらく登ると山ツツジが咲いていた。昔は段々畑があって登山道もハッキリしていたが、松くい虫の対策で使用したビニールシートが散乱している。ここを過ぎると、だんだん急登となって登山道も険しくなる。

通称ウサギ峰と呼ばれている場所へやってきた。昔からウサギが多い場所だったが今回はウサギの糞が見当たらない。ちょっとスリリングな岩の上を歩いて登山道に戻るとカモシカが走って逃げた。


山の神様(蚕の神)に挨拶をしてから三角点がある場所で一休みする。今回は犬も疲れただろうと思っていたが、あまり疲れてないようだ。水を沸かしてカップラーメンを食べようとザックの中を探すが肝心なコッヘルが見当たらない。犬の為に買ってきた菓子パンを半分貰って缶コーヒーを飲む。そうこうしているうちに他の登山道から人の声が聞こえてきた。昨年、地元の有志が集まって登山道の整備を行ったが、それを利用して山頂へやってきたのだろう。だんだんメジャーな山になってきたみたいだ。

自宅(7:30)〜座摩神社(7:55)〜鉄塔(8:06)〜ウサギ峰(9:40)〜山頂(10:31)〜自宅(12:15)

2003年5月11日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。