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小遠見山2007m
全国的に下り坂の天気予報で、武田さんと栂池周辺で遊ぶ約束をしたが、夜が明けると快晴だった。

今日は久しぶりに冷え込んだようで、道路の温度計は−12℃だった。
いつもの場所で樹氷を見てたら、武田さんからメールが届いた。「ちょっと遅刻気味なので待っててほしい」との事である。電話で現在地を聞くと自分と同じような場所に居るようだ。
こんなに天気が良ければ、栂池に行くより小遠見山に登って北アルプスを眺めたほうが気分的に楽しそうだ。電話で待ち合わせ場所を指定して、小遠見山へ行くことにした。


白馬47スキー場の駐車場にやってきたが、リフトが動き出すまでに時間がある。ゴンドラは8時から動き出したけど、ゴンドラ代をケチったので、回数券を3枚買って、のんびりクワッドリフトで地蔵の頭を目指す。

ゴンドラから滑ってきた人達の様子を伺ってると、とっても硬そうなゲレンデ状態で、朝一からパトロールのお世話になってる人もいた。今日からファットスキーになったので、硬いゲレンデを滑れるか心配だ。

のんびり行動してたら、既に大勢の人達が尾根を歩いている。コース外滑走の看板を読んでたら、さらにペースが遅くなった。


景色を見ながら歩いてたら、もう滑り出す人がいる。ゲレンデ用の板を担いでツボ足で登ってくる人もいる。何処を滑るか気になったけど、踏み固められたトレースは、シールが効かないほど良く滑る。

小遠見山まで、もうちょっとの所で休憩する。トレースがバッチリだったので、小遠見山までツボ足で登ろうとしたら武田さんに却下された。


標高が2007mなので、2007年の元旦は年越し登山で大賑わいだろう。

五竜岳は雲に隠れて見なかったけど、風が穏やかで下界の景色が良い。
シールを剥がし、ルートを頭に叩き込んでから出発する。ドロップポイントまで忠実に尾根を滑り、大勢の人達が準備してた所よりスタートだ。


弱層が心配だったが、雪の状態が良くて気持ちよく滑れる。新しい板も調子良さそうし、オークションで安い板を買って正解だったかもしれない。ただ、身長よりも短いので、ゆっくり滑ると浮力が無くなり、安定性も悪そうだ。ついでにツインチップじゃないのでスプレーも控えめだ。

武田さんは、相変わらず軽快なテレマーク姿勢で滑ってくる。スノーボードと山スキーと自転車をやっているので、テレマーク姿勢も簡単に憶えられるのだろうか?自分は3シーズン目なのに、ほとんど大差がない。きっと運動神経が違うんだろう。

 


対岸に渡ってから、板を外して林道を歩く。しばらくすると下り坂が続くようになり、快適に滑れるようになった。
何箇所か危険な場所を通過しなければならないので、雪崩に注意しながら急いで駐車場へ戻った。

白馬五竜スキー場TOP(9:07)〜小遠見山(10:53)〜林道(12:25)〜駐車場(13:06)

2005月2月13日


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。