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鍋倉山1288m
2週間前の偵察で、かなり雪が少ないと分かっていたので、今年は早めに鍋倉山へ出かけることにした。

温井地区の除雪してある場所までやってきた。
てっきり誰も居ないと思ってたけど、県外ナンバーの車が停まってて既に出発したようである。

ダラダラと準備を始めて何となく出発する。
民家の横を通って田んぼのあぜ道だと思われる場所を歩き出すが、まだ数mも雪があるので、ここに何が埋まっているのか分からない。湿った雪は、ターンが出来ないような重い雪で、帰りのことを考えると非常に心配である。


雪に埋もれた田茂木池を横断して、なるべく直線的に進むよう努力する。早い段階から尾根に取り付くと体力的にも厳しいので、なるべく急斜面を避けて登ろうと考えるが、先行者は隣の尾根を歩いてて、トーレスの期待もできそうにない。

急斜面をジグザグに登って巨木の谷へやってきた。
森太郎を見るつもりでブナの森を歩いてるとウサギが猛スピードどで走ってきて、あっとゆう間に斜面を駆け上っていった。

森太郎が遠くに見えたので、ウサギの足跡を追いかけ尾根に戻ることにする。次回は新緑の時期に訪れる予定として、先を急ぐことにした。


真ん丸の頂上に4人のテレマーカーがいた。なぜテレマークなんだろうか?最近、とっても気になることだけど、山スキーよりもテレマークのほうが多いような気がする。

頂上でゆっくり休むつもりが怪しい雲が現れてきたので急いでシールを剥がして準備する。周辺の山々は黒い雲に覆われ、急いで滑り出さないとホワイトアウトになりそうだ。


  山頂付近は快適に滑れたけど、黄砂が交互に現れ急ブレーキが掛かるようになってきた。傾斜が緩くなるとシャーベット状の重い雪が現れ、ターンするのも大変である。キックターンと直滑降で何とか車まで戻り、やれやれと思いながら帰り支度をしていると予想通り雨が降ってきた。  

除雪終了地点(8:31)〜田茂木池(9:12)〜巨木の谷(10:15)〜鍋倉山(11:11)〜除雪終了地点(12:06)

2004年3月13日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。