突然、木の根元からウサギが飛び出してきた。 ウサギは直前まで、俺の足音にビクビクしながら我慢してたんだろうか? ウサギの寝床を覗くは2回目だけど、苗場山でウサギと出会う確立は非常に高いようだ。
昨日の足跡だろうか?スキーでジグザグに高度を稼ぐより、ツボ足で一直線に登ったほうが確実で速いかもしれない。
完全なザラメ雪じゃないので、ときどき太ももまで潜ってしまい、ストックで体重を分散させながら突き進む。
あっちの方向ではヘリが何度も往復してやかましい。 何だろうと思い地図を広げてみけどハッキリ分からない。もしかしたら「苗場山麓小松原ネイチャーヘリスキー」かもしれない。
神楽峰に誰か登っているかと目を凝らすが、肉眼で見てもゴマ粒のようにしか見えない。今回は手ブレ補正の望遠レンズを持ってきたので、ちょっとの事では手ブレしない。
2004年4月11日
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」