北極からダイレクトに低気圧がやってきて、やっと根子岳も普通に滑れる状態になったので、リフトが動く前にゲレンデを通過して美味しいところを頂くことにした。
3日ほど前に雨が降り、その上に乾いた雪が積もったけど、まだまだ雪が少なくて、ゲレンデではスノーマシンが動いている。 家を出てくる時には雪崩の心配もしていたが、ゲレンデ脇のブッシュを見てからは、逆に快適に滑れるか心配になってきた。
ツアーコースは、雪不足と視界不良で現在地が判断できない。登山道の標識に従って登れば迷うことはないが、帰りの事を考えれば、あっち方向も確認したい。
今年はヘリスキーが行われないのでプレハブ小屋は無いようだ。この辺りに避難小屋があれば便利だと思うが、あれば別の問題も発生しそうだ。
森の中を通り抜け、強風の山頂に到着。グローブを外すと寒くて手がヒリヒリする。木の根元に隠れてさっさと下山の準備に取りかかるが、最近ワックスを塗ってないので板が走るか心配である。
フラットな場所を選んで直滑降でゲレンデに戻ってくる。時間に余裕があったので回数券を買ってゲレンデ遊ぶが、メインの斜面がオープンしてなかったので、ちょっと損した気分だった。