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根子岳2207m
花の百名山として名が知られている根子岳は、ヘリスキーができる山としても人気が高い。 2003年1月1日に山頂のヘリポートでヘリが横転してバラバラになってしまい、ヘリを利用して山頂から滑走することが出来なくなってしまった。
今回はテレマークスキーに初めてシールを貼り付け、オドオドしながら初ツアーに出かけた。

奥ダボススキー場の駐車場でシールを装着して準備していると、リフトを利用して山頂に行くと言ってる人が声を掛けてきた。リフトが動き出すのを待っているより、さっさと歩いて山頂へ行ったほうが良いだろう。スキーの話をされてもチンプンカンプンなので、簡単に挨拶だけしてゲレンデを登り始めた。

シールを効かせながら広い斜面を進むと中間地点の避難小屋が見えてきた。慣れないシール歩行と日頃の疲労が重り、だいぶ本人もお疲れのようである。避難小屋の中に入って、ゆっくり休んでいたら、リフトに乗ってきた人に抜かされてしまった。


初ツアーなのに視界が悪くて、ちょっと先が分からない。

山頂で晴れるのを待っていたら突然青空が広がった。山頂の祠の脇には日本酒が置いてあり、どうぞ飲んで下さいと言わんばかりである。山頂付近は風が強く、腹が減ってきたので、祠の影に隠れてチャルメラの味噌ラーメンを作りはじめた。

根子岳の山頂には、斜めになった方位盤がある。会社の上司に確認したところ、昔は胸の高さぐらいあって、その上に登って記念写真を撮ったらしい。

山頂で晴れるのを待っていると続々と山スキーやテレマークスキーで登ってきた。持っている装備から推測すると、ほとんどの人が熟練者みたいだ・・・

山頂からの下りは、斜面がクラストしてて思うように滑れない。バランスも難しく、自分のレベルではプルークボーゲンが精一杯である。嫌というほど転んで、あっとゆう間にリフトの終点まで滑ってしまった。

菅平奥ダボス駐車場(7:10)〜避難小屋(8:57-10:30)〜根子岳山頂(11:27)〜奥ダボススキー場(13:07)

2003年1月11日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。