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根子岳2207m
今シーズンは雪に恵まれ、ヘリスキーとリフトを利用して根子岳に行く事にした。今シーズンから始めたテレマークスキーは、ここで何度も転んで痛い思いをした。木に激突したり板を流してしまうなど、ゲレンデでは考えられないような事を勉強させられた。

さっきまで根子岳や四阿山の山頂が見えてたのに奥ダボススキー場の駐車場に到着したら真っ白で何にも見えなくなってしまった。リフトを降りると10m先がハッキリ見えない。
避難小屋で時間を潰しながら天候の回復を待つが、ほとんど変わらない。今日も天気予報が外れたらしい。

避難小屋と山頂の中間付近で撤退することにした。視界が悪く、先に進みたくても勝手に体が固まってしまう。今まで歩いてきた場所は、ヘリスキーのツアーコースなので圧雪車が通った跡は洗濯板みたいになっている。滑り始めは視界が悪く、何も見えない状態が続いた。避難小屋付近よりゲレンデが見えてきたので、アイスバーン気味の斜面を嫌って南よりの斜面を滑り降りる。

広々した場所を飛ばしてゴルフ場らしき場所に到着すると、カモシカがキョトンと立っていた。カモシカに気付かないまま急接近したので、カモシカが慌てて逃げてしまった。ゴルフ場に到着すると融雪を促す黒っぽい土みたいな物が撒かれて雪も少なくなっていた。

チケット売り場で「1日券」って言ったつもりが1回券を手渡された。どうしようか迷ったけど、天候が回復してきたので根子岳の山頂を目指す事にする。さっきまで吹雪いてたので山頂付近は綺麗な樹氷となっていた。東京では桜が咲き始めてるらしいが、山頂付近は寒気の影響で肌がピリピリする。

山頂に到着すると祠の脇にあった1升瓶が無くなっていた。
風が強くて祠の脇で休憩するの嫌だったので、ちょっと離れた木の陰で準備を始める。

今度も南の斜面を狙って滑るが適度に締まった雪はゲレンデみたいで楽チンだ。ときどきアイスバーンも現れるが斜度も緩いので怖くない。ゆっくり駐車場に戻ってゲレンデを1本滑ってから帰ることにした。

奥ダボスリフト上部(9:09)〜避難小屋(9:51-10:15)〜撤退(11:06)〜奥ダボススキー場下部(12:03)〜根子岳山頂(14:15)〜奥ダボススキー場下部(15:04)

2003年3月29日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。