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乗鞍岳3026m
今シーズンは滑らない予定だったが、春先に使っていたパブリックエネミーで滑りたくなり、台風一過を見越して乗鞍へ行くことにした。

前回は「いがやスキー場」でキツネを見たけど、今度も見れることを期待してフィッシングセンターまで行ってみる。お腹を空かせた魚達は、人影を見ただけで集まり水面に波紋を作っていた。


BORIさんは、観光センターの駐車場で車中泊をするとかで「居なかったら乗鞍岳に行かない」というメールを頂いてた。約束の観光センターでBORIさんを発見してから三本滝の駐車場に移動する。

三本滝のバス停には、先週より5人ほど多く人が並んでいる。
バスは8時15分過ぎにならないとやってこないので道路に座りながらダラダラと待つ。


肩の小屋口に到着すると皆さんスキーを持って斜面を登り始めた。
今回は、とっても天気が良いので山頂へ行くことにする。途中でスキーをデポして夏道を歩き出すと、肩の小屋の手前でキバナシャクナゲが咲いているのを見つけた。振り向けばコロナ観測所の向こうに槍や穂高が見えていて白馬方面も確認できる。


権現池には、まだまだ雪が残っている。空の色が反射して池に綺麗なブルーが映し出されていたが、長野県側のハイマツと雪のコントラストも素晴らしい。天気が良さそうな岐阜県側と、どんよりした雲が広がっている長野県側は、隣同士なのに雲の量が極端に違う。

 

 


山頂は大勢の人達で賑わっていた。
ほとんどの人達が登山者として畳平からやってきたようだが、スキーブーツを履いて歩いてる人は少ない。

山頂でカップラーメンを食べてる人を見たら、とっても食べたくなってきた。山でアミノバイタルやヴァームゼリーだけだと挫折しそうである。


大雪渓にもどってから今まで使っていた169cmのパブリックエネミーで滑ってみる。短い板に慣れすぎてしまい、どうやって滑って良いのか分からない。何本も登り返す体力もないのでケガをしないうちに見物人になった。

この時期に大雪渓を滑る人達は、とっても上手で見ているだけでも参考になる。下手な人がいないので自分の滑りが恥ずかしいかもしれない。


三本滝(8:19)〜肩の小屋口(8:56)〜肩の小屋(9:52)〜乗鞍岳(10:52)〜肩の小屋(11:31)〜三本滝駐車場(15:30)

2004年6月13日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。