思ったほど雪が硬くなくてアイゼンの爪が気持ちよく刺さる。
時間に余裕が出来たので写真を撮りながら歩いていたらヘロヘロになってしまい、何とか朝日岳を越えて山頂に到着する。
いつの間にか山頂には鳥居が出来ていて、風が避けられる場所で雲海を眺めながらパンを食べるが、やっぱり高い山は気温が低くてて見晴らしも素晴らしい。久しぶりに3000mを超える山に登ったが、何だか雪が少なくて穂高方面はパッとしない状態だった。
肩の小屋に戻って大雪渓を下り始めるが、シュカブラとアイスバーンで滑りにくい。森林限界までやってくると、今度は大勢の人達が滑った跡で楽しめる状態では無かった。 |