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大渚山1566m
初めて大渚山へ訪れた時は雪も少なく、山スキーをやってる人達が変わり者に見えた。けど、テレマークスキーを始めてから考え方も変わり、ちょっとでも雪があれば何処でも滑りたいと思うようになった。しかし、気持ちと技術が平均的に向上せず、相変わらず怪しげな滑りで楽しんでるのが現状かもしれない。

山田旅館の裏からシールを装着して歩き出すが、アイスバーン気味の斜面は、ツボ足で歩いたほうが余計な体力を使わず確実かもしれない。

昔の標識を確認しながら平坦な場所へ到着すると雪に埋もれた鎌池があった。


山田旅館の前に集合してた人達が雪上車に乗って現れた。
とっても快適そうで乗ってる人達が羨ましい。
キャタピラでボコボコになった林道は、とても歩きにくくて、湿った雪のおかげで板も滑らない。

大渚山の斜面には、たくさんの人達が列を作ってジグザクに登っている。ツボ足で登れば確実なのに、あくまでスキーで登るつもりのようだ。見るからに大変そうだったので、アイゼンを装着して一直線に登ることにする。


頂上へ到着すると大勢の人達が集まっていて北峰は占領されていた。

今日はカロリーメイトと水しか持ってこなかったので寂しい昼食だ。それほど寒くないので1時間30分ほど休んでから山頂とお別れする。


30人ほどの団体が一斉に滑りだしので、ちょっとだけ間隔を開けてから急斜面に挑む。ザラメの斜面は思った以上に大変で、上手な人から見れば、へっぴり腰になってたかもしれない。


  だんだんと雪が重くなり、テレマークターンが大変になってきたので、アルペンターンで誤魔化しながら滑る。

今回から板を短くしたので取り回しが非常に楽で、悪雪なのに苦にならない。途中でカモシカと出会い、追いかけようとしたが、ビックリして逃げられても面白くないので、遠回りをしながら段々畑みたいな場所に到着した。

 

  シールを装着しないで横着しながら歩いてると熱泉荘が見えてきた。
熱泉荘の手前でデブリの山が行く手を遮り、雪崩が起きないよう慎重に通過するが、雪が腐っているのでデブリの山を越えるのに苦労した。
 

山田旅館(8:36)〜鎌池(9:54)〜湯峠(10:29)〜大渚山(11:42)〜林道(14:07)〜熱泉荘(14:25)

2004年3月21日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。