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大渚山1566m
先週の状態だとザラメで快適に滑れると思い、懲りずに今週も大渚山へやってきた。今回は大草連から山頂を目指すが、だいぶ雪も少なくなってきて、快適に滑れるうちに楽しむつもりだった。

先週の様子だと車が置ける所も少なく、早目に大連草地区へ行こうとするが、白馬村で気球が浮かんでいたので30分以上もロスしてしまった。

大連草に到着すると数台の車があるだけで簡単に駐車スペースを確保できた。土手には福寿草やフキノトウも顔を出してて、すっかり春となっている。


今日も強い日差しである。

林道を歩いてるだけで汗だくとなり、スキーやスノーシューの足跡を追いかけて、どんどん進む。


林道を抜けるとスキー場みたいな場所へ到着した。

前を歩いていた団体は、早めに尾根に取り付き急登をジグザグに登っていた。帰りのコースを下見したかったので雪原を少し歩いてから尾根に取り付く。


頂上が近づくにつれて、だんだんと傾斜が増してきた。

クネクネと華麗に滑ってくる人がいたのでジッと見ていたら80cmぐらいのショートスキーだった。
簡単にターンして、とっても羨ましく思えたけど、輪かんを背負っていたので登りはツボ足だったんだろう。
雪が締まっている時期ならロシニョールのフリートレックみたいなスキーのほうが快適かもしれない・・・


  山頂に到着すると南峰に数人と真ん中付近に団体さんがいるだけで、先週の賑わいが嘘のようである。

春霞の影響で北アルプスや日本海がハッキリ見えない。けど、白馬乗鞍岳の大斜面に1本の線が見えている。多分、ヘリスキーで訪れた人達が大勢登っているんだろう。

 

  頂上付近の急斜面はジャンプターンで快適に滑れて大満足。
自分のシュプールを確認していると追い越してきた団体さんがやってきた。
リーダーらしき人が「深雪のザクザクでターンするのが大変だから注意してください」と仲間に話しかけている。

「深雪のザクザクか・・・」
それだったら斜度がある尾根を下ったほうが快適かもしれないと思い、慎重に下り始めるが、高度を落とすにしたがって、どんどん滑りにくくなって、深雪のザクザク雪になってしまった。

深雪のザクザク雪が嫌になり尾根から雪原に向かったが、今度は滑らない雪にイライラしながら林道へ滑り込む。
林道では直滑降で滑るのが精一杯で、段々畑になっている場所で数ターンしてから車に戻った。

 

大草連(8:03)〜雪原(8:55)〜大渚山(10:43)〜雪原(11:47)〜大草連(11:57)

2004年3月28日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。