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大滝山2616m 鍋冠山2194m
鍋冠山へ行ってみたくなった。理由は綺麗な朝焼けを三郷スカイラインの展望台から見たかったからだ。

堀金村から簡単に三郷スカイラインに行けると思ったら2度も林道を間違え、やっとの思いでゲート前に到着した。午前3時に自宅を出発したのにデコボコの林道を1時間以上も走り続け、朝焼けどころか、すっかり明るくなっていた。

ゲートを越えて黙々と歩いてると、何処からやってきたのか不思議な団体が現れた。「AZUMINO24」というトライアスロンみたいな大会が開催されてたようだ。冷沢に到着すると昔の用水路が残されている。現在も使われてると思うが、江戸時代から使用されている重要な用水路のようだ。


鍋冠山に到着してないのに「大滝山7.8Km」となっている。それほど鍋冠山はマイナーな山なのか?それにしても距離が遠すぎる。うっそうとした登山道は、ほとんど展望が得られないまま淡々と続く。

鍋冠山の頂上は何ともない場所だった。展望はイマイチだし、止まって休もうとすると小さな虫が襲い掛かってくる。

鍋冠山から、しばらく下ると八丁ダルミがあるらしい。ときどき常念岳や蝶ヶ岳の稜線が見える。とっても嫌らしい登山道だ。2400m付近から登山道に残雪が現れ、ひんやりした空気が流れ始めた。

もう少しで稜線って場所に、シナノキンバイやハクサンイチゲが咲いていた。花を見ながら、のんびり撮影してたら全然進まなくなってしまった。


久しぶりに大滝山の稜線を見ることができた。去年の記録を調べると平成14年6月23日に大滝山で朝を迎えていた。

大滝山荘の前に雪が残っていた。去年と同じ景色だが、遠くが霞んで槍や穂高がハッキリ見えない。ちょっと残念である。


大滝山荘から数分で大滝山の三角点に到着する。ハイマツの背丈が高くて穂高方面の景色はイマイチだが、三角点の上に立って背伸びをすると、ちょっとだけ見える。


ゲート(5:55)〜冷沢(6:39)〜鍋冠山(8:42)〜2400m(10:30)〜 お花畑(10:38-11:03)〜稜線(11:09)〜大滝山荘(11:20)〜大滝山(11:31)〜鍋冠山(13:38)〜ゲート(15:17)

2003年6月22日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。