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白馬岳2932m
5月の計画によると、今日は白馬山荘で1泊するつもりだったが、週末なると必ず天気が悪くて日帰り山行しか許されないようだ。

駐車場に到着すると針ノ木岳で御一緒したEndless Fall-LineのBORIさんが準備していた。「一緒に山頂へ行きませんか?」の問いかけに快くOKしてくれた。今回もビシッと決めるテレマークターンを見れそうだ。

林道にあった雪は、最近の大雨で綺麗に融けてしまい、先週登った小日向山方面は完全な藪となっていた。仕方なく板を背負って歩き出すが、林道脇に残った雪を拾いながら歩けそうだ。

軽快なスピードで歩きながら白馬尻に到着すると三脚を持った男性が下ってきた。「早い時間に下山してくるな」と、その行動を気にしてると、花の撮影をしているようだ。


葱平付近にやってくると絶えずゴロゴロと石も転がってくる。それほど気にならないが、滑るとなると石を避けて、なるべく綺麗な斜面を滑りたい。ジックリ周囲の様子を伺いながら石の少ないところを探すが、帰りは確実に石を踏みそうだ。


頂上宿舎の手前で水を補給して小屋の前でチキンラーメンを作る。

白馬山荘でビールを仕入れる。なぜか競馬のテレビがやっている。あの馬は「トウカイテイオー」なのか・・・
明日は天気が悪いので小屋に宿泊する人は、30人〜40人だそうだ。

 


バテバテになりながら、やっとこ山頂へ到着した。
天気が下り坂で景色はイマイチだけど風が穏やで大勢の人達で賑わっている。
ほとんどの人達が滑る目的で白馬岳にやってきた。ピッケルを持って登ってきる人やハイキング装備で登っている人もチラホラ見かける。


のんびりしてたら帰る時間も遅くなり、急いで支度して下山する。
白馬山荘から滑り出しても頂上宿舎手前で雪が途切れて、板を背負って下山しなければならないので、頂上宿舎の裏から滑り出すことにした。慎重にターンしながら雪の状態を確認する。石が無くて快適である。

避難小屋の辺りから石が増えてきて嫌な音が頻繁に聞こえてきた。なるべく快適な場所を選んで滑ったつもりだが、気を使いすぎて逆に疲れてしまった。


猿倉(5:33)〜白馬尻(7:03)〜避難小屋(10:00)〜頂上宿舎(11:14)〜白馬山荘(12:08)〜山頂(12:35)〜頂上宿舎(13:34)〜猿倉(15:36)

2004年5月15日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。