金山沢の出合いから大雪渓に降りて一休み。 白馬尻あたりの積雪も多そうで、見た感じでは小屋の除雪も遅れているように見える。
だんだん傾斜が増してきたので、シールからアイゼンに切り替えて小雪渓を目指す。いつもだったら物凄い勢いで石が転がってくるけど、雪が柔らかいせいか、すぐに止まってしまう。
山荘の前にはスキーヤーが数えるほどしかおらず、登っていった人達は何処へ消えてしまったのだろうか?ほとんどの人達が山岳会系の山スキーだと思うが、大雪渓を滑ってくる人達は、かなり上手だった。
山頂でのんびりしてると、どこかで雷鳥の鳴き声が聞こえる。ちょっとだけウロウロしてみたが、ここの雷鳥は逃げ足も速いので、見える範囲からさっさと消えたらしい。
白馬尻までやってくるとダラダラ滑るようになってしまうので、白馬尻から斜面をトラバースしながら林道をショートカットする。あまりにも板が滑らないので、金山沢の出合いまで滑ったほうが速かったかもしれない。
2006年5月21日
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」