前のページにもどる

白馬岳 2009年5月10日
猿倉
4:00
白馬尻
5:05
白馬山荘 
9:30
山頂
10:00
白馬山荘
10:50
猿倉
12:00
 

天気が良さそうだったので大雪渓経由で白馬鑓ヶ岳に行く事した。参考の為に何年か前の記録を見ると、あの時のペースで歩くのは無理っぽいので、なるべく早目に出発して時間に余裕を持って行動する事にした。

 

 
大雪渓 岩室周辺 焼け跡
 

猿倉の駐車場でスキーを背負って出発する。やけに気温が高くて生暖かい風が吹き抜ける。長走りを過ぎた辺りでスキーを装着して白馬尻にやってきたけど、いつもよりも雪が少なくて地肌がクッキリしていた。

朝からグサグサのザラメ雪だったので、なるべく効率の良い場所を選びながら登るけど、葱平の急斜面で耐え切れなくなり、板を背負ってアイゼンに切り替える。だんだんと風も強くなってきて耐風姿勢が多くなってきた。板を背負っているので風の抵抗が物凄い。このまま稜線に上がっても、まともに歩けないと思い、目的地を白馬岳に変更することにした。

小雪渓の上部にやってくると山肌が黒い事に気付く。近づいて確認すると、枯れた高山植物が燃えていて山火事が発生したようだ。雪の上に散乱していた燃えたカスが雪の中には無かったので最近の出来事だと知るが、どこが発生源か分からない。

 

 
白馬山荘 白馬岳 焼け跡
 
白馬山荘に板をデポして山頂へ雷鳥を探しに出かける。二号雪渓を見たり、主稜を登ってくる人達を観察しながらウロウロするけど、肝心の雷鳥がどこにいるか見当たらない。風も強いので早々に山荘へ戻って帰る準備を始める。

汚れた部分は滑りやすいザラメ雪だったけど、真っ白な部分は抵抗がありすぎて快適とは言えない。ちょっと深さもあって足を取られる事もあったけど、石とかデブリが少ないので白馬尻までは快適に滑れた。あとは適当に流して猿倉に戻ってきたけど、ちょっと戻ってくるのが早すぎてしまった。