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将棊頭山2730m
三連休なのに台風がやってきた。今回の台風は、スピードが遅くて風が強いらしいが、天気予報を眺めていると初日だけは天気が良さそうな感じがする。

古くから木曽駒ケ岳に登るメインルートととして活躍していたが、今日の様子だと誰も登らないようだ。出発も遅いので、ペースを維持してどんどん進みたい。

しばらくすると水場が現れる。大変に美味しい水と書かれていたが、飲んでみると優しい感じがして飲みやすい。きっと大昔から、大勢の人達が、ここで喉を潤したに違いない。


大樽避難小屋までやってくると、だんだんと傾斜が増してきた。ここまで、あまり休まず歩いてきたので、焚き火跡の前で大休止する。

扉が開けっ放しだったので中を覗いてみると、それなりに利用できそうな感じがした。定期的に訪れてる人もいるみたいなので、ノートを拝見してから出発する。

 


登る山を間違えたのか、南アルプス方面は青空が見えている。

行者岩の標識までやってくると木曽駒ケ岳が見える。何だか雨が降ってそうな雲行きだが、こっちにやってくるまで、まだまだ時間がありそう。のんびり西駒山荘経由で山頂を目指すつもりだったけど、晴れてるうちに山頂へ行きたいので冬道を利用する。


山頂に到着するのと同時に雨が降ってきた。晴れてれば木曽駒ケ岳をピストンするつもりだったが、これからどんどん天気が悪くなるので、縦走を諦め、西駒山荘周辺を散策することにした。

管理人が中に入るようで窓越しに人影が見える。信濃毎日新聞に載っている記事は、ここから情報を発信しているのだろうか?それにしても、この小屋を建設する為に、石を加工して積み上げるとは、相当の労力が必要だったと思う。

急いで信大ルートの分岐までやってきたが、だんだんと雨脚が強くなり、さっさと下山する必要がある。信大ルートは、地図に破線で描かれていたが、踏み後はそれなりありそうだ。

尾根を下っていると「シラベ平管理所」の標識が現れた。ここで登山道は二股となるが、地図には載っていない。尾根を離れる勇気は無いので、そのまま直進する。

しばらくすると、さっきの登山道と交差する。どっちに行っても良かったらしい。

しばらくすると望学台という場所に到着した。またまた地図に載ってないルートがあるらしく、どっちに行っても桂小場に行けるらしい。地図に表示されてるルートはジグザグの「百曲り」らしいので、そっち方面へ行ってみる。


対岸に渡る橋が見えてくると、その向こうに巨大な堰堤が現れた。昭文社発行の2004年度版の地図には載っておらず、高さは約25mほどあるようだ。階段を登るのが面倒だったけど、その先には舗装した道路が見えたので、安心して戻ることができた。


桂小場駐車場(6:56)〜大樽避難小屋(8:30)〜6合目(9:13)〜胸突の頭(9:53)〜将棊頭山(10:24)〜西駒山荘(10:42)〜将棊乃頭(11:00)〜西駒山荘(11:17)〜信大ルート分岐(12:13)〜望学台(12:40)〜堰堤(13:17)〜桂小場駐車場(13:37)

2006年9月16日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。