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高妻山2352m
信州百名山を始めた頃から、いつか登ろうと考えていたが、遠いことを理由に何となく後回しになっていた。 そろそろ信州百名山を終わらしたいので、梅雨のどうでも良い時期にチャレンジすることにした。

自宅から1時間で戸隠牧場に到着。意外と近いと思ったが、まだ暗かったのでヘッドライトを点灯させて牧場を横断。闇の牧場は、動物の鳴き声が多くて怖い。


最初の鎖場で雪渓を見つけたので、ザックをデポして隣の沢へ足を伸ばす。
7月に入っても、まだ1m以上も残っているので、春先は何mの雪があったのだろうか?スノーブリッジも残っていたけど、崩壊寸前だったので怖くて近寄れない。


氷清水に到着。地図には一杯清水となっていたが、いつから名前が変わったんだろう?水質汚染が気になるところだが、チョロチョロ流れだす水は、冷たくて美味しい。

しばらくすると一不動避難小屋が見えてきた。中を覗くと男の人がいる。これから高妻山に登るのだろうか?しばらくすると高妻山も見えてくるが、何だか遠くて嫌になりそう。


五地蔵岳は期待してたほど展望は良くなっかた。
ピークの先には、五地蔵岳に直接登るルートが出来たらしく、只今愛称募集となっていたが、牧場の何処へ降りるんだろうか?帰りは偵察するつもりで下山するが、とんでもない場所に降りたらどうしよう。ちょっと悩むが、なぜか気になる。


いくつかのピークを超えると高妻山が良く見えるようになってきた。
まだまだ遠いけど、最低鞍部で休憩するつもりで歩き出したら、大量の虫に追いかけられてしまい、休むことが出来なくなってしまった。振り向けば、黒い塊が迫ってくるので、我慢しながら歩き続けるが、今度は猿に威嚇されて、なかなか前に進めない。

五地蔵岳からノンストップで高妻山までやってきたが、最後の急登で足が痙攣しそうになり、バテバテになってしまった。

最初の計画では乙妻山にも足を伸ばすつもりだったが、また虫に襲われたら大変な事になるので、展望が開けた場所で引き返す。山頂付近は、心地よい風が吹いているので、虫も少なく快適だったが、帰りの事を考えると憂鬱である。


行きに見つけた標識から新しいルートを下るが、あまり歩かれてないようで、ツルツル滑って怖い。約2時間で牧場に到着するらしいが、一直線に降りていくので 足もパンパンになる。
途中で登り返しもあるので、あまりお勧めしないが、このまま歩く人が少なければ、廃道になる可能性が高いかも。避難小屋経由で下ったほうが、気分的に楽かもしれない。


駐車場(3:57)〜一不動避難小屋(5:10)〜五地蔵山(6:00)〜高妻山(7:39)〜分岐(9:00)〜牧場(10:00)〜駐車場(10:17)

2006月7月8日


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。