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種池・古池
戸隠の奥社へ行こうと奥社の入口で準備をしているとクロカンの人達が集まってきた。一緒に行動すると思うように歩けないので、種池と古池の探索をしてから、いつもの蕎麦屋で蕎麦を食べて帰る計画に変更した。

種池の登山口は雪に埋もれて駐車するスペースも無い。大橋林道の入口に車を置いて、グルッと1周するような感じでルートを検討する。

ウロコ付きのテレマークスキーなので、ちょっとした坂道や平地の移動は楽勝のはずが、短い急斜面が多くて苦労する。


ステップソールの板だとスノーブリッチを渡っている途中で滑って前に進めなくなりそうだ。シールを装着して慎重に川を横断する。意外と川幅が狭く渡れそうで渡れない。不安定な場所が多くて、落ちたら脱出するのに大変そうだ。
どっかで渡れる場所がないかとウロウロするとウサギやキツネも渡れる場所を探しながら歩いたようだ。

道に迷いながら種池へ到着した。
この池は湧出と注出口のない池らしいが「古来よりかんばつの年にはこの水を汲んで戸隠神社に雨乞いを祈願するとその里には必ず雨が降ると言われている」という説明書きが池の入口にある。

古池でチーズとポテトチップを食べてから近くの湿原へ探索に出かける。春に訪れた時は、ここで山菜を採ってる人達を見た事があるけれど、冬になると誰も訪れない。

ここから大橋林道に方向を定めて、ちょっと混雑している森を通り抜ける。しばらくするとトレースが残る大橋林道に到着した。
シールを剥がし、楽して帰ろうかと思っていたが、傾斜が緩すぎて快適に滑れない。歩いたり、ストックで漕ぎながら、何とか車まで戻ってきた。


大橋林道入口(9:39)〜種池(10:31)〜古池(10:55)〜大橋林道(12:04)〜大橋林道入口(12:24)

2004年1月17日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。