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戸隠山1904m (八方睨)
テントを背負って唐松岳に登る予定だったが、秋雨前線の影響で天気がハッキリしない。
仕方ないので岩トレを兼ねて戸隠山に登ることにする。
 

夏の戸隠は久しぶりだ。既に何組かのパーティーが出発したようだけど、それほど遠くないので、のんびり散策する。参道には、樹齢600年の杉が立ち並び、とっても神秘的である。
戸隠山は日本有数の霊山で、武田信玄や徳川家康も信仰していて、古くから修験道場だったようだ。


奥社の裏から急登が始まり、五十間長屋でギブアップする。今日は蒸し暑くてたまらない。こんな事なら北アルプスへ行けば良かったと後悔するが、あっちも天気が悪そうだ。

しばらくすると地元の先生方が現れた。
戸隠の山岳ガイドと一緒だったが、「ここから先は目が届かないので慎重に行動して欲しい」と言っている。この分だと鎖場で大渋滞が予想されるので、もう少し休んでから歩き出すことにした。


先生方が鎖場で順番待ちをしてたので、天狗の露地に登って写真撮影。なかなかスリルのある場所である。
しばらくしてから鎖場を登り始める。今日は岩トレなので、鎖に頼らずどんどん登るが、海底が隆起した山は、ポコっと抜ける石が多くて気が抜けない。

戸隠山のメインである八方睨に到着。
巻き道もあるが、どっちへ進んでも危険な状態に変わりない。4年ほど前にやってきた時は、怖くて立ち上がることが出来なかったけど、今では普通に歩ける。慣れとは恐ろしいもんだ。


八方睨のピークに到着したが、怪しげな空になってきたので、戸隠山のピークに行かずに来た道を戻る事にする。まだ登ってくる人達がいるので、落石を起こさないように慎重に下るが、予想より早く雨が降り出したてきたので、百間長屋で雨宿りをする。何も考えないで雨宿りしたのは久しぶりだ。

駐車場(6:41)〜奥社(7:21)〜五十間長屋(8:28)〜蟻の塔渡り(9:43)〜八方睨(10:08)〜駐車場(13:45)

2005年9月3日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。