信州山遊びねっと 甲斐駒ケ岳 2012年8月26日
(尾白川渓谷駐車場1:52)-(甲斐駒ケ岳 8:18)-(尾白川渓谷駐車場 12:48)
黒戸尾根を日帰りする登山者のコースタイムは、だいたい12時間前後である。
夏山の場合、10時頃にはガスってしまうので、なるべく早めに出発して、天気が崩れる前に山頂に到着できるようにヘッドライトを点灯させて尾白川渓谷駐車場を出発した。
真っ暗な林道を歩き、竹宇駒ヶ岳神社で参拝してから吊り橋を渡る。
ペース配分を間違えないように笹ノ平の分岐を目指す。標高が低いせいか深夜でも蒸し暑く、嫌な汗がダラダラと流れ出す。
笹ノ平を通り過ぎ、刃渡りまでやってくると展望が開けて夜景が綺麗に見えた。御来光の時間には少し早いので、もう少し先まで進んで大休止をすることにした。
5合目小屋跡付近 |
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黒戸山が邪魔して御来光が拝めず、五合目小屋跡付近で登山道を外れて景色を拝む。空の様子からして、今日は素晴らしい御来光だったに違いない。
五合目小屋跡を過ぎた所から急なハシゴや鎖が現れる。それらが無ければ非常に険しい尾根である。
七丈小屋にあった水質の検査表には驚いた。山で見たのは初めてだったけど、登山者の為に気を使っているようだ。 また、テント場にはトンボやペグが置いてあり、なかなかレベルの高いキャンプ場である。
八合目の手前でオコジョと遭遇。目の前にやってきたけどカメラに収めることができずガッカリ。しばらく粘ってみるも、それっき姿を見せることはなかった。
展望が開けてきたので三脚を取り出して色んな場所を切り撮る。八ヶ岳には筋雲が見えていて、すっかり秋の空となっていた。雲が湧き上がる前に頂上に到着出来そうだったので、ペースを落としてじっくり構えてみた。
駒ケ嶽神社本社 |
駒ケ嶽神社本社 |
甲斐駒ケ岳山頂 |
山頂 |
鋸岳方面 |
三角点 |
10年前に鋸岳から甲斐駒ケ岳に登った時は、水が無くなってしまい大変な思いをした。
その時は誰もいなくて景色を楽しむ余裕は無かったけど、今回は北沢峠からやってきた人達が大勢おり、とっても賑やかである。
下山途中 |
七丈小屋 |
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名残惜しいが、下山するにも時間が掛かるので、頂上での滞在時間は短めにして、早めに山を降りる。
八号目付近ではオコジョを探し、展望を楽しみながらのんびり樹林帯へ入ってい行く。
七丈小屋に到着する頃には、山頂方面はガスで覆われてしまい何も見えなくなってしまったけど、強い日差しを遮ってくれるので多少涼しくなった。
飲み水が少なくなってきたので七丈小屋で冷たくて美味しい水を1Lほど補給。
これから下山する人達も水筒を満タンにしていた。
刃渡りまでは順調に下ってきたが、そこから先が思っていた以上に長くて、我慢の時間が続いた。
吊り橋まで戻ると大勢の人達が川で遊んでいた。
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