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信州山遊びねっと 鍋倉山 2011年5月21日

除雪終了地点(7:00) -  鍋倉山(9:56) -  除雪終了地点(12:09)

 

今年は残雪が多くて、新緑の森の中で滑る機会がやってきた。

 

田茂木池から見える鍋倉山は、もう滑る場所が無いかと思えるほどブッシュが多い。
残雪があっても雪の重みで寝ていた薮が復活してしまえば、登山に切り替えようかと思っていたけど、除雪終了地点までやってくると何とか滑れそうな気がしてきた。

 

西の沢は道路から直接取り付けないので、しばらく左岸を進み、雪が切れた場所から沢へと降りる。雪があるといっても周辺の様子からして踏みぬいて川に落ちたら洒落にならないので、慎重に渡ってブナの森の中へ入って行く。

 

相棒が疲れたと言い出したので荷物をデポして雪の状態を確かめに出かける。

新緑のブナは、芽吹きをしてからしばらく経っているので色の状態も素晴らしく、光の具合も良くてお散歩するには最高だ。
辺り一面にはブナの殻や枝が落ちていて滑りにくそうに感じていたけど、滑ってみると意外と楽しくて快適。その勢いで違う斜面も滑って見るが、景色に癒されてしまい1時間ほど遊んでしまった。

 

今日は急ぐつもりは無いので、何度も立ち止まてはブナを観察し、写真を撮ったり動画を撮影しながら信越トレイルに合流。

相棒の話では、先週より1mほど雪が少なくなっているとの事。あと1週間もすれば山頂の雪は完全に消えてしまいそうだが、先週は山頂付近まで新緑に覆われていなかったので、ぴったりのタイミングであったと言っている。

 

相棒がザックから色々取り出してきてパンを焼き始める。彼の定番らしい。

 

山頂には別グループが居て、その人が履いていたスキー板の事が気になり声を掛けてみると、いつも見ているブログの方だった。もう一人の方は手作りの板で滑るようで、出来栄えも素晴らしく、新雪を滑ったら最高に楽しそうな作りであった。

 

挨拶はそこそこに、こちらも楽しく滑れそうな場所を選んで西の沢へ戻る。

最後はルートミスをしてスキーを背負うことになったけど大当たりの1日でした。