信州山遊びねっと 乗鞍岳 2010年1月4日
乗鞍高原にやってくると乗鞍岳周辺は快晴だった。
稜線付近の風は弱そうな感じで、この調子だったら簡単に山頂へ行けそうな感じもする。 リフトが動き出すまでに時間があったので、近くをブラブラしながらいつもの駐車場へ移動した。 最初のリフトは歩いて、リフトを2本乗り継いでゲレンデトップに到着。のんびり移動したつもりだったけど、まったく後続が来る様子はない。 目の前に見える急斜面には、前日のシュプールが薄っすら残っている。今日はラッセルをしなくても済みそうだ。 急斜面を登りきると、これから登ってくる人達がチラホラ現れる。ここんとこ、荒れた天気が続いていたので入山をする人は極端に少ないようだ。
位ヶ原の急斜面にやってくると、つい最近ものと思われる足跡があった。近くにはテントもあり、ここをベースにしてどこかへ滑りに行ってるようだ。 樹林帯を抜けると急に風が強くなり、山頂付近も怪しい雲が流れ始める。
強風の中、大雪渓の避難小屋を通り過ぎ、何とか肩の小屋に到着。建物の影に隠れて準備済ませるが、モンベルのパウダーグローブでは寒すぎて指がジンジンする。
寒さ対策の為にオーバーミトンに変更して、ゆっくりと大雪渓を降り始めるが、足元しか見えないのですぐに雪酔いをしてしまい、フラフラになりながら避難小屋まで戻る。
駐車場まで戻ってくると、さっきまでの寒さが嘘だったような陽気である。