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焼岳2455m
北アルプス唯一の活火山で崩壊が激しい焼岳は、大正時代に大正池を誕生させた。また焼岳の周辺には、数多くの温泉も存在して、ちょっとした秘境の温泉となっている。

中の湯温泉を通り過ぎると旧安房峠の第10号カーブに駐車場がある。上高地側に下山した場合は、バスターミナルからタクシーで戻るようになる。

泥だらけ登山道を歩いていると小さな標識が現れた。この辺りから展望が良くなり焼岳が見え始める。

焼岳に近づくにつれて天候も回復してきた。原生林の登山道から北アルプスらしい登山道となる。ときどき山頂周辺からモクモクと上がる噴煙と硫黄の匂いが気になる。

完全に天候が回復して山頂の火山湖も綺麗である。焼岳の南峰は落石や崩壊の危険性があるので登山禁止となっている。南峰に登っているグループもいたが一般の登山者は北峰だけで諦めよう。

有毒のガスの脇を通るので息を止めたほうが良いかもしれない。きっと山頂に到着する頃には、呼吸を止めすぎて顔が真っ赤になってるはずだ。焼岳から焼岳小屋までの下りは落石を発生させないように注意する。

焼岳小屋の主人は笑顔で迎えてくれた。ここから上高地のバスターミナルまで距離がある。ジュースを買って休憩するが、とっても雰囲気が良さそうな小屋である。

約8時間 (旧安房峠〜焼岳〜上高地バスターミナル〜(タクシー)〜旧安房峠)

2001年9月16日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。